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» 2017年11月29日 10時00分 公開

最新ハードウェアでセキュリティも安心:ワンランク上のNASを目指すならSynologyの「DiskStation DS918+」に注目 (1/3)

NASはPCと比べて長期に渡って使い続けるイメージがあるが、その間にも進化が進んでいる。使い勝手のよい4ベイ、先進の機能、素早いセキュリティ対策、そしてビジネスを円滑に進めるコラボレーションパッケージに対応したSynologyの最新モデル「DS918+」を紹介しよう。

[PR/ITmedia]
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 SOHO〜中小企業や部署単位などビジネスでNASを活用している企業は増え続けている。ただ、PCよりも製品サイクルが長いNASといえども、事業の拡大や業務の多様化によって、従来使っていたNASではパフォーマンスや容量が足りなくなるという問題は起こりうる。ここ最近のNASキットの傾向として機能を追加できることが挙げられるが、新しい世代のNASでは、そうしたソフトウェアが試行錯誤の段階から脱し、使い勝手のよいものへと進化を果たした結果、NASの活用幅は大きく広がっている。

 このような新世代NASの代表例として今回はSynologyの「DiskStation DS918+」を紹介しよう。

ハイアマチュアから法人をターゲットにした高性能4ベイNAS

 DS918+は、4ベイモデルのNASキットで、主にハイアマチュアや、SOHO〜中小企業をターゲットとする製品だ。前身はDS916+で、これと比べると少しデザインに変更があり、よりビジネス向けにカバーを廃してドライブベイが見える構造にリファインされた。同時にCPUも新しい世代「Intel Celeron J3455」に改められている。

Synology DiskStation DS918+

 4ベイモデルは、冗長性と容量とのバランスのよいことが特徴だ。NASではRAID機能によって、HDD単体で用いるよりも冗長性を高めることが特徴だが、RAIDにはいくつかのレベルが設定されている。

 2ベイモデルで冗長性を高められるのはRAID 1のみだ。ミラーリングとも呼ばれ、2つのHDDに同じデータを書き込むことで1台が故障してももう1台に影響がなければ問題なく動作しつづけ、故障した1台を交換することで元の冗長化された状態に戻すことができる。ただし、利用可能な容量はHDDの総容量の1/2となる。

 一方、4ベイではRAID 5/6/10も利用可能となる。特にRAID 5は、データを分散書き込みした上でパリティを付与するため、利用可能な容量がHDDの総容量の3/4と、先のように2ベイモデルでRAID 1を組む場合よりも有効に利用可能だ。

 目的の容量を実現するとき、2ベイモデルよりも1ドライブあたりでは小さな容量のHDDを選ぶことができるので、高価な大容量ドライブと比べてコストを抑えることが可能だ。ほかのRAID 10は、2台のHDDの容量を結合した状態で2セットを組み、それをミラーリングするため、HDDの総容量としては先と同様の1/2。RAID 6はRAID 5のパリティをもう1つ加える形のため、5ベイモデル以上でないと容量のメリットがRAID 1を上回ることがない。ただ、容量よりも冗長性を優先する場合は、RAID 5よりもRAID 10やRAID 6のほうが優れているので、4ベイモデルは「オプションが豊富」と捉えることができる。

 旧機種のDS916+になく、DS918+で加わったハードウェア面での新機能は、M.2スロットの追加だ。底面のベイには2基のM.2スロットがあり、Serial ATA接続のM.2 SSDを搭載し、これをキャッシュとして用いることで転送速度の高速化が可能とされる。特に中小企業のようにアクセスする人数が多い場合、キャッシュにヒットすればHDDにアクセスする回数を減らすことができるため、混雑が解消、転送速度の低下を抑えることができる。

底面のベイを開くと2基のM.2スロットが現れる。Serial ATA接続のもののみの対応だが、キャッシュとして高速化が可能になる

 そのほか、まずは設計面やインタフェースを見ておきたい。HDDベイはレバー式で簡単にトレイを引き出すことが可能だ。トレイについては、Synologyは伝統的にネジを用いずHDDを装着できる構造を特徴としている。トレイの左右には、ガイドが装着されているので、HDDを搭載する前にこれを一度外す。そしてHDDを搭載してからネジ穴の位置を合わせ、再度ガイドを装着する。これを4台分繰り返すだけだ。底面のM.2スロットも工具などは不要の設計だ。底面ベイのカバーも、M.2 SSDの装着も、レバー操作だけで行える。こうしたメンテナンス性のよさは、製品を選択する際に注目してほしい。

工具なしにガイドレールをはめ込むだけでHDDを装着できる

 インタフェースは前面と背面に設けられている。前面には電源ボタンとアクセスLED、そしてUSB 3.0ポートが1基ある。前面のUSB 3.0ポートは、USBメモリやカードリーダーなどを装着して、データをNASに取り込む際に便利だ。背面には1000BASE-T対応のLAN端子×2、USB 3.0×1ポート、eSATA×1ポートのほか、電源ジャックとセキュリティロックスロットがある。USB 3.0ポートやeSATAポートは、NAS内のデータをさらにバックアップするような場合に利用できる。

前面には右の一列にアクセスLED、電源ボタン、USB 3.0端子が並ぶ

背面は2系統の1000BASE-T LAN端子、eSATA、USB 3.0、電源ジャックがある。冷却ファンは2基あるが、適度な口径で回転数も抑えられ、NASとしては極めて静かだ

 注目してほしいのが2系統のLAN端子だ。一般的な利用方法では、ローカルネットワークのスイッチに1系統を繋いで利用する。そのスイッチがアンマネージドではなくスマートスイッチの場合、2系統を接続することでリンク・アグリゲーション機能が利用可能だ。

 リンク・アグリゲーションは、イメージとしては1000BASE-Tを2系統束ね、2000Mbpsとして使える機能である。クライアントのOSがWindows 10の場合、これに対応していないので有線接続の場合は1系統、1000Mbpsでの接続となるが、スマートスイッチとNAS間は2000Mbps接続となるため、複数のクライアントが同時にアクセスするような場合でも輻湊を抑えることができる。少し大きな規模の部門で運用する際にはこの機能は重宝するはずだ。

 さて、ビジネスで利用するNASは当然として、特にインターネットからローカルのNASを参照する場合、セキュリティ対策も製品選びのポイントとなる。NASはLinuxで動作していることもあり、独自にチューニングしているとなると、ぜい弱性が発見された際、どれだけ速やかにパッチが提供されるのかが重要だ。

 Synologyのセキュリティ体制については、先日開催された「Synology 2018 Tokyo」で明らかにされたが、自社内に即応チーム「PSIRT」を設け、8時間で以内そのぜい弱性の審査を行い、必要な場合は15時間以内にパッチを用意し、トータル24時間以内にセキュリティの穴を埋める方針をとっている。

 これはすでに稼働していて、5月に明らかになった「SambaCry」についても、24時間以内に対応が完了したという。24時間体制の迅速な対応がとれるのは、SynologyがCVE採番機関として認定されていることが大きい。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2017年12月6日