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» 2018年03月28日 10時00分 公開

A5サイズの超小型ゲーミングPC「G-GEAR alpha」シリーズ徹底レビュー (1/2)

TSUKUMOのゲーミングPCブランド「G-GEAR」に超小型デスクトップPC「G-GEAR alpha」が登場した。ほぼA5サイズのコンパクトなボディーにゲーミング性能を詰め込んでいるのが魅力。早速その実力を検証していこう。

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文庫本2冊サイズの超小型PC

G-GEAR alpha GS5J-B180/ZT

 G-GEAR alpha(ジーギア アルファ)シリーズは、文庫本2冊を並べた程度の非常にコンパクトなボディーながら、PCゲームを楽しめる性能を備えているのが特徴だ。これまで小さなサイズのPCでは、スティック型PCやNUCなどの製品があるが、いずれも高い人気を誇ったものの、CPU性能やアップグレードに制限が多く、PCゲームを楽しむには不向きだった。

 こうした問題をクリアしたのがMicro-STX規格だ。Micro-STX規格はNUC規格よりも基板面積が広がったことから、デスクトップ用CPUをはじめとして高性能なパーツを搭載できる余地ができた。これにより、デスクトップ機としては非常にコンパクトでありながらも、ゲーミングPCとしても十分通用するPCが構築可能になった。

 G-GEAR alphaシリーズは、搭載されるCPUの構成によって3種類のベースモデルが用意されている。CPUやストレージ構成で多少の違いはあるが、全てにGeForce GTX 1060を採用しているのは同じだ。

 今回紹介するG-GEAR alphaは、Core i5を搭載するベースモデル「GS5J-B180/ZT」からメモリを16GBに増やし、無線LANモジュールの追加やCPUクーラーを変更するなど、一部の仕様をカスタマイズしたモデルになっている。

本体は82(幅)×155(奥行き)×213(高さ)mmとほぼA5サイズ。設置面積は文庫本2冊分程度しかない

 まずは外観から見てみよう。フロントパネル側にはUSB 3.0(Type-C)とUSB 3.0(Type-A)の2種類に加えて、マイクとヘッドフォン端子が並ぶ。電源ボタンはG-GEARロゴの上部。また、本体左サイドにもUSB 2.0が2ポート用意されている。ロゴマークの配置から縦置きが前提になっているが横置きでも利用でき、横置きにした場合の底面側(右側面)に装着するためのゴム足も付属している。

フロントパネル側にはType-CとType-Aのコネクター形状に対応したUSB 3.0が1基ずつ用意されている
本体左サイドにもUSB 2.0が2基用意されている。内部へアクセスする場合は、左サイドカバーを固定している背面のネジを2つ外し、後ろにスライドさせるとカバーが外れる
本体右側面。横置き時のゴム足用にくぼみがある
付属のゴム足

 続いて背面を見ていく。コネクターはUSB 3.0が4ポート、ギガビットLANの他、3系統のディスプレイ出力が用意されている。DisplayPort×1、mini DisplayPort×1、HDMI×1という構成でDVIはないため、DVIやアナログRGBしかない古いディスプレイを使っている人は注意が必要だ。

 なお、ACアダプターはFPS製で定格出力は220W。ACアダプターのケーブルは約145cmほどあるため、配線取り回しに困ることはないだろう。

本体背面。丸い端子はACアダプターを接続するためのもの。ギガビットLAN、USB 3.0(Type-A)×4の他、ディスプレイ出力としてDisplayPort×1、mini DisplayPort×1、HDMI×1を用意する
デスクトップ用のパーツを動作させることからACアダプターのサイズはやや大きめ。実測したところ大きさは約88(幅)×195(奥行)×44(高さ)mmだった
今回の評価機はBTOで無線LANオプションが追加されている。背面上部にある2つの端子にアンテナを取り付ける

ストレージの交換は難しいので購入時にカスタマイズしたい

 本体内部へのアクセスは左側面のカバーを固定している背面側のネジを2つ外すだけだ。メモリスロットは2基で、ノートPCで使われているSO-DIMMとなっている。内部のスペースは狭いが、メモリの交換や増設は比較的容易に行える。

 一方でストレージへのアクセスはマザーボードを外す必要があるため困難だ。また、本製品のGPUはGeForce GTX 1060だが、MXM (Mobile pci eXpress Module) 規格のモジュールでグラフィックス部分は別基板として搭載されている。MXM規格のカードは基本的に出回っていないことや互換性の問題などから、実質的に交換は難しいだろう。

カバーを開けて内部を撮影したもの。茶色いファンがCPU側。冷却性能と静音性で定評のあるNoctuaの「NH-L9i」が搭載されている。黒いファンがGPU側の冷却機構となっている

 さらにスペックを見ていきたい。CPUは前述したようにCore i5-8400だ。6コア6スレッドでベースクロックは2.8GHz、Turbo Boost時は4GHzで動作する。前述したようにGPUはGeForce GTX 1060。こちらもシリーズ中ではミドルクラスに当たる製品だがコストパフォーマンスの良さから人気が高い。GeForce GTX 1060にはグラフィックスメモリが3GBのモデルもあるが、本製品では6GBとなっている。動作クロックは定格1405MHz、ブーストクロックは1671MHzだ。

CPU-Zの画面(左)とGPU-Zの画面(右)。CPUはCore i5-8400。2017年9月に発表された第8世代Core(開発コード名はCoffee Lake)。CPUコアを6個搭載しており高い処理性能を有している。L3キャッシュの容量は9MB。Turbo Boost時は4GHzで動作する。ゲーミング性能の要であるGPUはForce GTX 1060。動作クロックは定格1405MHz、ブースト時1671MHzだ

 メインメモリはキングストン製のPC4-21300で、容量8GBのモジュールが2枚搭載されており、標準構成よりも多くなっている。メモリは最大32GBを搭載できる。ストレージはWD製の「WDS250G2B0A」。WD Blue 3Dシリーズに属する製品で容量は250GBだ。なお、OSはWindows 10 Home(64ビット版)となっている。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2018年4月3日