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» 2019年01月08日 10時00分 公開

伝統校で先進教育を支える「MousePro」 グローバルな人材を育成するICT活用事例 (1/2)

70年以上の歴史を持つ富士見丘中学高等学校では、2in1デバイスを活用したICT教育を推進している。2018年度はマウスコンピューターが展開する法人向けブランド「MousePro」の「P116A」を採用。教育現場に求められるPCの条件を同校に聞いた。

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 富士見丘中学高等学校は、渋谷区笹塚の住宅街にキャンパスを構える伝統ある中高一貫教育の私立校だ。世界へ通用する人材育成を目指し、英語教育とともにICT(Information and Communication Technology)を活用した教育に力を入れており、2017年度からは生徒全員に2in1デバイスを配布して教育に活用している。

渋谷区笹塚の住宅街にキャンパスを構える富士見丘中学高等学校は、伝統ある中高一貫教育の私立女子中学高等学校

 その同校が、2018年度の中学校新入生へ配布するデバイスとして選んだのが、マウスコンピューターの「MousePro P116A」。ICT教育に注目が集まる中、同校はなぜマウスコンピューターを選んだのか。そして、どのように教育現場で活用しているのか。同校の情報教育を推進している参事の板垣尚志氏に聞いた。

「世界へ通用する人材育成」を目指し、英語教育とともにICTを活用した教育に力を入れており、2017年度からは生徒全員に2in1デバイスを配布して教育に活用している

2017年から入学生徒全員に2in1 PCを導入

―― 富士見丘中学高等学校について、簡単に紹介していただけますか。

富士見丘中学高等学校で参事を務める板垣尚志氏。ICTへの造詣が深く、教育へ有効活用するため校内のICT環境整備を積極的に進めている

板垣氏 当校では世界に通用する発信力のある人材を育成することをテーマに掲げており、英語教育、情報教育に力を入れるとともに、学力だけでない問題解決のための思考力、判断力、創造力など総合的な能力の育成に努めております。高等学校は文部科学省が認定するスーパーグローバルハイスクール(SGH)指定校に選ばれ、英語プレゼン部門で2年連続優秀賞を受賞するなど実績を挙げており、今年度も卒業生はロンドン大学やトロント大学など海外の大学への合格実績があります。

―― 2017年度の新入生からは全員に個人用の2in1 PCを導入されているということですが、どのような意図で導入されたのでしょうか?

板垣氏 これから先、キーボード入力含めたPCの操作スキルは必須であろうということが1つ。今、大学受験は願書提出などほぼオンラインでの手続きが必要ですので、少なくとも高校生はある程度ICTに習熟している必要があります。

 もう1つ、教育の質が変わりつつある中で、共同作業が重要になってきています。オンラインのプラットフォーム上で、チームでやりとりをしたり、プレゼンテーション能力を養成したりするツールとして、生徒全員に所有してもらうことが最善と判断して決定しました。

―― 1年前から入学する生徒全員に、ということですが、現3年生はどうされているのでしょうか?

板垣氏 現3年生については、iPadを貸し出すことで対応しています。入学生徒全員に配布する以前から別途コンピュータ室や図書室などにも共用で使えるPCやMacを用意しております。

―― かなり充実した設備ですね。こうした設備を整えるにはコストもかなり掛かるのではないでしょうか。

板垣氏 ICT化においては東京都や国から援助も受けられますので、そうしたものもうまく活用しながら進めています。

富士見丘中学高等学校は、文部科学省のスーパーグローバルハイスクール(SGH)指定校。学科教育だけでなく、実践的な英語力、プレゼンテーションなどの発信力を身につけたグローバルな人材育成のための教育を行っている
1年前から入学生徒全員に2in1 PCを導入し、積極的に活用した教育を行っている。現在の1年生にはマウスコンピューターの法人向けPC「MousePro P116A」を導入した
富士見丘中学高等学校のコンピュータ室の様子。共用で使える多数のデスクトップPCが設置されている

辞書だけでなく教科書もデジタル化、ペンで直接書き込める

―― 2in1 PCをどのように活用されていますか?

「教育の質が変わりつつある」と話す板垣氏。オンラインのプラットフォーム上で共同作業を行う能力、プレゼンテーション能力を養成するために生徒全員に所有してもらうことが最善と判断したという

板垣氏 MicrosoftのShare Pointをプラットフォームとして導入しておりまして、連絡事項の伝達や課題提出、教師と生徒、生徒同士のコミュニケーションに活用しています。また、Skypeを使った海外講師との英会話の他、各学科で必要なデジタル辞書をインストールし、学科の教科書の大部分はデジタル化して用意しています。それに屋外授業でも活用し、資料作りに背面カメラを使っての撮影などを行っています。

―― 教科書もデジタル化されているのですか。

板垣氏 はい。ペンが使えますので、そのまま教科書に書き込みができるようにしています。従来通り、紙の教科書も用意しており、実際にデジタルの教科書を使うか紙の教科書を使うかは生徒に任せています。

―― むしろ2in1 PCを使わない教科の方が少ないくらいですか?

板垣氏 そうですね、半分以上の学科で活用していると思います。ただ、例えば美術などがそうですが、実際に手を動かすこと、感覚や経験が大切なこともあります。利用するところとあえて利用しない方が良いところ、その使い分けは意識しております。音楽も作曲ソフトを導入して授業に生かす一方、PCを使わず演奏したり歌ったりということもしています。

―― 生徒さんはすぐに使えるようになりましたか? PCの基本操作などを教える授業はあるのでしょうか? 

板垣氏 PCの基礎知識や基本操作などについては1年生のときに一通りカリキュラムを用意しております。友人同士で教え合うなどして、すぐに使いこなせるようになっていますね。

―― 2in1 PCを導入して変わったこと、これは良くなったということはありますか?

板垣氏 中学校では、生徒の意見を吸い上げるということが教育において重要だと認識しておりますが、SharePointの導入によってそれがしやすくなりましたね。ICT教育自体は以前から力をいれているのですが、全員が持っている前提でできますので、Share Pointでの連絡事項の伝達、課題の提出なども時間と場所に縛られずスムーズにできるため、先生と生徒どちらにとってもメリットがあります。さきほど申し上げた教科書の電子化なども進めやすくなったとはいえると思います。

Share Pointを活用した連絡事項の伝達や課題提出などに活用。学科の教科書も多くはデジタル化されている
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2018年1月31日