日本向けには内蔵メモリ4Gバイト――Amazon、Kindle Paperwhiteの最新モデルを発表:日本は10月22日出荷
Amazonの電子書籍リーダー端末「Kindle Paperwhite」の最新モデルが発表。日本では10月22日から出荷予定で、価格は9980円から。日本で発売されるもののみ内蔵メモリが倍増している。
米Amazon.comは9月3日(現地時間)、電子書籍リーダー端末の最新モデル「Kindle Paperwhite」を発表した。米国では9月30日から出荷予定で、価格は119ドルから。
Amazon.co.jpでも同日から予約販売を開始しており、10月22日から出荷予定。価格はWi-Fiモデルが9980円、3G+Wi-Fiモデルが1万4800円。11月30日までに購入すると、1980円分のKindle本用クーポンがプレゼントされる。
Kindleとしては第6世代、Kindle Paperwhiteとしては第2世代となる今回の新モデル。前モデルと比べ、高速なプロセッサや新しいディスプレイ技術の採用、内蔵ライトの改善が図られるなど、目立ったものはないがスペックは順当にバージョンアップされた。
なお、海外で発売されるものは、内蔵メモリが2Gバイトとなっているが、日本で発売されるものは4Gバイトになっている。2Gバイトモデルの国内販売予定はない。
新たに搭載されたPage Flip機能は、今読んでいるページを保持しつつ、パラパラとページをめくる感覚で先の章やページをプレビューするためのもの。E Inkベースの端末に特有の画面リフレッシュが新しいディスプレイ技術によりどの程度解消され、Page Flipが実用的かが注目されるだろう。
このほか機能面では辞書で調べた単語が自動的に単語帳へ追加される機能などが用意された。海外で販売されるものには、同社が買収したGoodreadsとの連携機能が後日アップデートで追加予定。
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