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ウエスタンデジタル、NAS向け「WD Red」に2.5インチ1TB/3.5インチ4TBモデルを追加
ウエスタンデジタルが、信頼性+消費電力性能に優れるNAS向けHDD「WD Red」シリーズに小型の2.5インチモデルと大容量の3.5インチ4Tバイトモデルを追加。9月11日に発売する。
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ウエスタンデジタルジャパンは9月5日、NAS向けHDD「WD Red」シリーズのラインアップ拡充を発表。2.5インチサイズ(最大1Tバイト)および3.5インチ4Tバイトモデルを追加する。国内発売は2013年9月11日。価格はオープン、米国での想定実売価格は2.5インチ1Tバイトモデル(WD10JFCX)が99USドル(日本円換算約 9850円 2013年9月5日現在、以下同)、750Gバイトモデル(WD7500BFCX)が79USドル(約7860円)、4Tバイトモデル(WD40EFRX)が229ドル(約2万2780円)。
WD Redシリーズは、耐久性の向上と低消費電力性能を高めた個人/SMBのNASシステム向けベアHDD製品で、標準のデスクトップ向けHDD比で35%増とするMTBF(Mean Time Between Failure:故障するまでの時間の平均値)を実現する。
設置スペースはそのままにより大容量をとするニーズに対する4Tバイトモデルを、さらに小規模NAS環境構築ニーズに応える2.5インチフォームファクタのモデルを追加した。接続インタフェースはSerial ATA 6Gbps、キャッシュ容量は3.5インチモデルが64Mバイト、2.5インチモデルが16Mバイト。MTBFは100万時間。消費電力はリード/ライト時で1.4ワット、アイドル時0.6ワット、スタンバイ/スリープ時0.2ワット。
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