Windows 8.1+「SkyDrive」を使いこなす──「オフライン機能」編:鈴木淳也の「まとめて覚える! Windows 8.1」(1/2 ページ)
Windows 8.1の特徴の1つに、SkyDriveを軸にしたオンライン/クラウドサービスとのさらなる連携強化がある。今回は「オフライン機能」を実際に使いこなしてみよう。
SkyDrive上のファイルをオフラインでも利用する方法
SkyDriveのオフライン機能も便利なまたWindows 8.1の新機能の1つだ。機能の詳細は以前紹介したが、今回は使いこなし方を実践していこう。
設定方法は簡単。デスクトップUIのWindowsエクスプローラからSkyDriveフォルダを参照し、オフラインで使いたいSkyDriveフォルダ上で、右クリックメニュー(タッチ長押し)→「オフラインで使用する」の項目にチェックを入れるのみである。
設定するとそのフォルダの内容がローカルストレージへとコピーされ、PCがオフライン状態(インターネットに接続していない状態)であってもこのフォルダの中身を参照したり、編集することが可能になる。
編集した内容は、次回、PCがオンラインになればSkyDriveの同じフォルダと自動で同期される。SkyDrive上のフォルダがオフライン操作可能か否かは、詳細メニューの中に「利用可能」という項目が出現するので、これで確認できる。
ただ、すべてのSkyDriveフォルダを「オフライン設定」にするのは少しムダがあるだろう。すべてのデバイスのストレージ容量に余裕があればそれも構わないが、ストレージ容量が乏しいことがあるタブレットで──となると、共有フォルダだけで空き容量を使い果たしてしまう恐れがある。
というわけでオフライン機能については、オフライン設定をした「作業用フォルダ」を1つ設けて運用するとよい。ここを各々のデバイスの共通した「作業用データ保管場所」にすることで、デバイスを変えても最新状態のファイルを参照でき、インターネットに接続できない場所でも作業できるというわけだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.