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背面。親指位置すぐ左のジョグダイヤルは露出・シャッタースピードなどオート撮影以外のモード時に威力を発揮する(クリックすると拡大します)
撮影時のディスプレイ表示
視野率100%で1.5型の液晶画面は輝度が高くて非常に良い。晴天下でも視認性はいい。またボタン類の配置はおおむね良好。特に違和感及び意味と合わないものは見受けられなかった。
ただ唯一気になったのは、光学ファインダーの位置である。気をつけないと、右手指がファインダーの邪魔をしてしまうのだ。液晶ディスプレイを見ながら撮影をする分には全く関係のない部分だが、光学ファインダーを覗いて撮影したい人にとっては、ある程度の慣れが必要になるだろう。これもまた、筐体がもう少し横長であれば回避できたことだと思われ、少々残念ではある。
撮影には影響しないので問題ないが、光学ファインダーを覗くと、明らかに指が邪魔をした
充実の撮影機能を、一部堪能してみた
さてお待ちかね、実際に撮影してみた。撮影環境としては、シャープネス、コントラスト、彩度は全て標準に設定。画質はファインである。なお画像サイズは、すべて1,280×960ピクセルで撮影してある。
使ってみる限り、この機能全てを使い倒すのは、それはそれで楽しい体験になるだろう。撮影機能を主とする使い方、ムービー用の使い方、さまざまな要求にある程度答えることのできる、マニュアル撮影入門機としては、ベストなバランスにあると言っていいのではないだろうか。
なおPCUPdateでは、本機の多角的検証を行う採点レビューを予定している。
よく晴れた状態の良い街角をオートモードで軽く撮っただけだが、全く外さないのは基本撮影性能の高さだろう。オートモード、シングルAF、絞りF4.0、露出1/250sec、ISO100(オリジナル画像はこちら)
左からワイド端、テレ端、そしてスマートズーム8.1倍。今回1,280×960で撮ったので、スマートズームは8.1倍となる。640×480なら16倍までいく
オートモード以外で選択できるフォトエフェクト。左からネガアート、セピア、ソラリゼーション。これはこれで面白い。ソラリゼーションはPhotoshopで見慣れた人には少々弱め
[大出裕之, ITmedia]
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