日本アイ・ビー・エムは、デスクトップPC製品の新ブランド「ThinkCentre」の第一弾として、「ThinkCentre S50/A50」2機種31モデルおよび、カスタマイズ専用「ThinkCentre M50/A50p」2機種の販売を6月3日より順次開始する。IBMダイレクト価格は、92,800円から。

　すべての機種に、HDDデータ復旧ソフトの最新版「Rapid Restore Ultra」やユーザー自身による問題解決をサポートする「Access Support」などを全モデルに導入している。

「ThinkCentre S50」は、Pentium 4（2.80GHz/2.40GHz）搭載モデルなど、13モデル、Celeron 2.10GHz搭載モデルなど、6モデル。スリム型のボディーを採用している。チップセットにはインテル 865Gを採用した。また、全モデルにギガビット・イーサネット機能を搭載している。IBMダイレクト価格は119,000円から、6月3日出荷開始予定。

「ThinkCentre A50」は、Pentium 4　2.40GHz搭載モデルなど、6モデル、Celeron 2.0GHz搭載モデルなど、6モデル。スリム型ボディーを採用。チップセットにはインテル 865Gを採用している。IBMダイレクト価格は92,800円から、6月3日出荷開始予定。

「ThinkCentre M50」は、デスクトップ型デザインを採用したカスタマイズ専用機種。Pentium 4 2.40GHz、128MB DDR SDRAM、40GBハードディスク、最大48倍速CD-ROM、ギガビット・イーサネット、Windows XP Home Editionの最小構成モデルの場合、IBMダイレクト価格は117,000円。全モデルとも6月10日出荷開始予定。

「ThinkCentre A50p」は、タワー型ボディーを採用したカスタマイズ専用機種。ThinkCentreの最上位機種。Pentium 4 2.40GHz、256MB DDR SDRAM、80GBハードディスク、DVD-ROM/CD-RWコンボドライブ、イーサネット、モデム、Windows XP Home Edition搭載した最小構成モデルの場合、IBMダイレクト価格は117,800円。全モデルとも、6月10日出荷開始予定。

　また同社は、ノートPC「ThinkPad」の新製品として、全モデルにセキュリティーチップを搭載した普及機種「ThinkPad R40」7モデルと、入門機種「ThinkPad R40e」10モデルの、2機種17モデルの販売を開始した。IBMダイレクト価格は109,800円から。

「ThinkPad R40」は、全モデルにセキュリティー・チップを搭載したA4サイズのノートPC。Pentium M 1.30GHzを搭載したCentrinoテクノロジ搭載モデルに加え、Pentium M 1.40GHz、モバイルPentium 4 2GHz-M、モバイルCeleron 1.80GHz搭載モデルなどをラインナップ。Pentium M 1.30GHz搭載モデルは、SXGA+表示対応15型TFT液晶ディスプレイを搭載。その他のモデルにはXGA表示の14.1型/15型TFT液晶ディスプレイを搭載。全モデルにイーサネット機能を搭載した。IBMダイレクト価格は149,000円から。順次出荷を行なっている。

「ThinkPad R40e」は、ThinkPadとしての高品質を維持しながら低価格を実現したA4サイズの入門機種。モバイルCeleron1.80GHz、バイルPentium 4 2GHz-Mを採用した。Windows XP Home Edition/Professional Editionに加え、Windows 2000を初期導入したモデルもラインアップに追加した。全モデルにモデム機能、100base-TXイーサネット機能を搭載。また、IEEE802.11b規格無線LAN機能内蔵モデルも用意している。IBMダイレクト価格は109,800円から、本日より順次出荷開始予定。

「ThinkPad R40」

[ITmedia]

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