> レビュー 2003年11月19日 05:36 PM 更新

今年はやっぱ複合機でしょ――その3
FAXも無線LANもコミコミ「HP PSC 2550 Photosmart」(1/4)

複合機特集の最後として、日本ヒューレット・パッカードの最上位機「HP PSC 2550 Photosmart」を取り上げてみたい。同機はFAXや無線LAN機能を含むなど、これ以上付け加えるものがない、というマシンに仕上がっている。

 日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)は、インクジェット複合機にもっとも注力しているメーカーだ。今日の複合機市場は、同社の名機「HP PSC 750」が火を付けたと言っても過言ではない。今年は4モデルをリリースしたが、ここでは最上位モデルの「HP PSC 2550 Photosmart」を使ってみた。


日本HPが今年リリースした最上位機「HP PSC 2550 Photosmart」

 プリンタ部のインクカートリッジは印刷ヘッド一体型で、顔料系Bkの「hp 56」、染料系CMYカラーの「hp 57」を使った4色印刷だ。hp 56を、染料系Bk+ライトCMのフォトカートリッジ「hp 58」に交換することで、6色印刷にも対応する。


通常利用するカートリッジは2種類。hp 56を、染料系Bk+ライトCMのフォトカートリッジhp 58に交換することで、6色印刷にも対応

 最大印刷解像度は4800×1200dpi、インクの最小ドロップ量は4ピコリットルだ。現在の日本HPプリンタ製品の多くは、上記のカートリッジを採用しており、世代的には2002年春の「deskjet 5550/5551」から変わっていない。ドライバの改良による画質向上は図られているが、そろそろ次世代のカートリッジを開発してもよい時期ではある。

 ペーパーハンドリングは、日本HPのアイデンティティといってもよい前面給排紙システムだ。全面フチなし印刷にも対応する。スキャナ部のイメージセンサにはCCDを採用し、光学解像度は1200dpiだ。

 その他の仕様も、最上位モデルだけあって非常に充実している。メモリカードスロット×5、2.5型液晶モニタ、FAX機能、自動両面印刷ユニットなどを搭載。メモリカードスロットはメジャーなメディアを一通りカバーし、xDピクチャーカードもアダプタなしでセットできる。


HP PSC 2550 Photosmartに用意されるメモリカードスロット。CF TypeI/II、スマートメディア、xDピクチャーカード、メモリースティックPRO、メモリースティック、SDメモリカード、MMCに対応する(メモリースティックDuoとminiSDメモリカードはアダプタで対応)

無線LANを標準搭載

 中でも最大の特徴と言えるのが、100BASE-TX/10BASE-T対応の有線LANインタフェースと、IEEE802.11b(最大11Mbps)の無線LANインタフェースを標準で搭載することだ。既存の有線/無線LANに参加させることで、ネットワーク経由でのプリントとスキャン、メモリカードのリード/ライトに対応する。

 メモリカードスロットは、ネットワークドライブとしてマウントされる。IEEE802.11b対応のみなのは評価が微妙であるとしても、無線LANにより置き場所を選ばないのは有利だ。

 PCとの直結インタフェースはUSB2.0 Full-Speed(USB1.1相当)だ。スキャナやメモリカードリーダ/ライターなど、速度が求められる機能があるのだから、USB2.0 Hi-Speedを搭載してほしかった。


PCとの直結インタフェースはUSB2.0 Full-Speed(USB1.1相当)。右に見えるのはFAX用のモジュラージャック。上はAC電源アダプタのコネクタだ

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