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» 2018年05月07日 15時45分 公開

職人がその日の稼ぎを全国のATMで即日受け取れるアプリサービス

建設現場で働く職人が、日払いの仕事を終えた後、稼ぎを受け取れるアプリのサービスが始まった。申請から受け取りまでがスマートフォンのアプリ上で完結し、その日のうちに全国のATMで給与を手にすることができる。

[石原忍,BUILT]

 建設現場と職人のマッチングアプリ「助太刀」を運営している助太刀は2018年5月7日、セブンペイメントサービスの「現金受取サービス」と提携し、建設業初の毎日出来高払いを可能にする「即日受取サービス」をスタートさせた。発注業者から助太刀への支払いにはGMOペイメントゲートウェイのサービスが利用される。

支払い期間を待つことや各種書類の申請は不要

マッチングアプリ助太刀の「現金受取サービス」イメージ

 建設業では、現金の支払期間が長いことが多く、賃金を受け取るまでに各種書類を申請しなければならないこともあり、現場を日々渡り歩く個人事業主扱いである職人にとっては現金を手にするまでが大きな負担となっていた。

 マッチングアプリ「助太刀」内にある「即日受取サービス」を使うことで、その日の仕事が終わった時点で、24時間365日申請ができ、即時現金を全国2万4千台のセブン銀行ATMで受け取ることができる。面倒な書類手続きも不要で、アプリ上からの操作で、簡単に申請から受け取りまでの全ての作業が完了する。

職種と居住地の選択だけで、条件にマッチする現場を通知

 マッチングアプリの助太刀は2017年12月29日にサービスを開始した、スマートフォン上で「職種」と「居住地」を選択するだけで自分に合った現場が届く、建設現場と職人をつなぐアプリ。ユーザーが、「助太刀する」から職種と居住地の都道府県から選ぶと、条件に合った現場情報が自動的に送られてくる仕組み。現場情報には、「場所」と「単価」の他、現場責任者の顔写真なども閲覧できる。

 発注者側は、「助太刀を頼む」ボタンから、現場ごとの細かい条件を指定することで、最適な職人だけに仕事の依頼が可能。ページを分割し、なるべく手入力に頼らない選択制を採用しており、シンプルでカンタンに発注するユーザーインターフェスとなっている。

 また、仕事の受発注だけでなく、タイムカードのように使用することで、勤務時間も把握。さらに、請求書発行を代行する機能も備えている。一度取引があった後は、自動で電話帳に登録され、メッセンジャーでダイレクトに連絡をとり合うこともできるという。

 助太刀の利用料金は、月2回までの使用制限と現場優先の表示ができないライト版が無料。有償のプロ版は使用無制限で月額1980円。

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