連載
9月10日(月)−東京の需要が大幅に増え、需給率が90%突破:全国でんき予報2012夏
東京の需要が大きく上昇し、需給率が90%を超える。九州は中部、北陸、中国からの受電を中止するため、供給力が落ちて需給率が90%を突破する。
10日(月)の最大需要電力を先週の金曜日と比較すると、東京が270万kW増の4750万kW、中部が70万kW減の2220万kW、関西が90万kW減の2370万kW、中国が20万kW減の950万kWと予想しているほか、北海道、北陸、九州は変化なしと予想。東北と四国は微減と見ている。
東京は需要が大幅に増えると予想しているが、最大供給電力は18万kW増やすだけ。この結果、需給率は92%に近づく。九州は先週金曜日まで続けていた中部、北陸、中国からの受電を中止するなどの影響で最大供給電力は51万kW減り、需給率は90%を超える。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.