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大分市の巨大メガソーラーの建設事業者が決定、さらなる発電量増加を狙う:自然エネルギー
丸紅が大分県大分市に建設を予定している巨大メガソーラーの建設事業者が日立製作所に決まった。日立製作所は設計、調達、製造、据付、調整をまとめて請け負う。
丸紅は大分県大分市の大分臨海工業地帯6号地に最大出力81.5MW(8万1500kW)の巨大メガソーラーの建設を計画し、すでに発表している(図1)。このメガソーラーの建設事業者が日立製作所に決まった。
日立製作所はこれまでも東京電力の扇島太陽光発電所(13MW)など、大規模メガソーラーの建設を請け負ってきたが、今回の例は日立製作所としても最大の例になるという。2013年1月に着工し、2014年4月に引き渡すことを予定している。
丸紅の計画では、このメガソーラーの年間発電量は8万7000MWh(8700万kWh)となっているが、日立製作所は2012年春に販売を開始した高効率のパワー・コンディショナー(最大変換効率は98%)や、独自のアモルファス変圧器を投入することで、発電量をさらに引き上げることを狙っている。
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