ニュース
兵庫県たつの市に1.99MWのメガソーラー、550世帯分を発電:太陽光
兵庫県たつの市に、NECフィールディングのメガソーラーが完成。出力1.99MWで、年間発電量は2720MWhを見込んでいる。
NECフィールディングは、兵庫県たつの市新宮町の播磨科学公園都市内に1.99MWの「播磨太陽光発電所」を建設し、このほど売電事業を開始したと発表した。
新発電所は約4万m2の敷地に、パワーコンディショナー2式、太陽光パネル8000枚を設置。パネル容量は2.56MWで、年間予想発電量は2720MWhとなっている。これは一般家庭の約550世帯の年間消費電力をまかなう計算となり、年間1349tのCO2排出量削減効果が見込めるとしている。
新発電所は自社で運用保守サービス(O&M)と24時間365日の障害監視を行うほか、自社設備を利用したO&Mサービスの新技術評価や検査技術などの蓄積を行い、サービス品質の向上を図ることを目指している。
NECフィールディングは2015年よりスマートエネルギー事業の強化に取り組んでおり、ITプラットフォームのサポートで培ったノウハウを生かし、太陽光発電の設計、調達、施工を含む建設工事(EPC)とO&Mを提供している。今後、さらに売電事業を開始することで、再生可能エネルギー事業の発展に貢献していく方針だ。
関連記事
- 太陽光発電の初入札が迫る、知っておくべき制度と手順のポイント
改正FIT法の施行で、今後2MW(メガワット)以上の太陽光発電事業は買い取り価格を入札で決める方式に変わった。初回の入札は2017年秋に行われる予定だ。その前に、入札制度の概要と手順のポイントについておさらいしよう。 - 急に発電量が落ちた時、太陽光パネルをどう検査すべきか
売電収益に直結する太陽光発電の“発電量”。もし、急激な落ち込みが見られた場合、どうすべきか。太陽光パネルの検査手法について、ADLER Solar Worksが解説する。 - パネル単位で発電量を最大化、遠隔監視もできるパワーオプティマイザー
ソーラーエッジテクノロジージャパンは「関西PV EXPO 2017」に出展。DC最適化パワーコンディショナー、パワーオプティマイザー、太陽光モジュールの遠隔モニタリングシステムを含む日本市場向けの製品群を出品した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.