人工知能がいよいよビジネス実用段階に? 業務システムはどう変わる賃借対照表や損益計算書の作成が自動になる?(1/2 ページ)

過去に何度か「人工知能」(AI)ブームが到来しているが、今回のブームではビジネス活用が本格的に進む可能性がある。その理由と、AIが業務システムに与える影響を考える。

2016年08月09日 09時00分 公開
[岡崎勝己]

関連キーワード

ERP | ビッグデータ | IT部門 | IT戦略 | 業務効率


「HUE」の公式Webページ《クリックで拡大》

 過去のログデータを基にした学習を通じ、あたかも人間のように判断を下す「人工知能(AI)」。過去に何度もブームを巻き起こしたAIだが、AIが囲碁や将棋、チェスなどで世界トッププレイヤーを下し、あらためて今、大きな注目を集めている。ではAIがビジネスで活用されるようになった場合、具体的にどのような影響を及ぼすことになるのだろうか。AI搭載のERP(統合業務システム)を開発したワークスアプリケーションズ最高経営責任者(CEO)の牧野正幸氏に、AIの基本の“き”から聞いた。

“人工知能(AI)ブーム”が再燃する理由とは?

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news033.jpg

サッカー欧州CLを早朝に観戦するアジアのファンのためにハイネケンが仕掛けた意外過ぎるキャンペーンの中身
時差のためUEFAチャンピオンズリーグを早朝に視聴せざるを得ない韓国のサッカーファンの...

news041.jpg

楽天グループが「楽天市場」出店店舗向けに「楽天AI大学」を公開
2024年3月より提供している店舗運営支援ツール「RMS AIアシスタント β版」に加え、AIツ...

news070.jpg

中国発AIソーシャル工作のゾッとする実態をMicrosoftがレポート
Microsoftが中国を拠点とする影響力工作の増加についてのレポートを発表した。これは米国...