IT分野以外もリードする働きを
人材コンサルティング企業O.C. Tannerの最高技術責任者(CTO)であるニール・ニコライセン氏が2017年を総括し、2018年のITに関する目標を設定する。
現在も未来も注目
あらゆる企業がIT企業となった昨今、IT系の人材に対する需要がかつてなく高まっている。特に注目されるITスキルを紹介する。
2018年を笑って迎えたいあなたのために
2017年に大きな位置を占めるのは、分析、セキュリティ、データプライバシー、ITの専門化だ。CIOが新たな激動の1年を乗り切るために必要な「学ぶべき」「やるべき」リストを紹介する。
CIOがビジネス向けモバイルアプリ開発で留意すべきこと
IT企業の最高情報責任者(CIO)は、“モバイルファースト”指向の企業に広がる熱狂的な動きに踊らされることなく、モバイルアプリ開発にはバランスのとれたアプローチをとるべきだ。
未来永劫なくならない
情報セキュリティに対する脅威の中でも未来永劫なくならないと予想される脅威が「ヒューマンエラー」だ。本稿では、自分たち人間に対処するための3つのベストプラクティスをセキュリティの専門家が解説する。
“会社の発展を邪魔する男”から称賛の的へ
CTOを務めるニール・ニコライセン氏は、私物のアプリや端末の利用を厳格に制限していた。だがそれは過去の話だ。同氏は今、過度な管理からかじを切り、“BYOxライフ”を楽しんでいる。
IT幹部にとってのクラウドとは?
クラウドはIT部門の影響力を低下させるかもしれないが、ディザスタリカバリや事業継続計画には有効だ。米国でCIOを務める筆者お薦めの方法論を紹介しよう。
業務プロセスを変えるモバイル技術とは?
モバイルアプリケーションがITの次の波になるとすれば、企業がその導入と活用で失敗しないためにはどうすればいいのだろうか。
専用アプリケーション開発で得られる効率化
自社向け専用アプリケーションの開発をクラウド環境で行えば、コードの再利用が容易となり、リスクとコストを抑えられるようになる。
200人のCIOに聞いてみた
クラウドコンピューティングは単なる流行ではなく、広く普及する技術だ。コストやコンプライアンスといった要件を検討し、導入に踏み切る企業が増えている。
課題はコストとセキュリティ、コンプライアンス
わたしのCIO仲間のかなり多くが、メールとスパムフィルタリングをクラウドに移行し、正規のメールトラフィックのためにストレージの帯域幅を節約している。
仕事の意義は報酬だけではない
昇給を保証することなく優秀なITスタッフを引き付け、維持するためにモチベーションを喚起する方法を紹介する。
プロセス分析で効果的なBPM利用を
BPMシステム採用に当たっては、プロセスを視覚化するプロセスマップを作成すべきだ。プロセスを合理化、改善することができる。
なじんだシステムから引きはがすには
アプリケーション統合は複雑で困難が多いが、最大の難問はレガシーシステムから離れるよう組織を説得することだ。その手法を伝授しよう。
DR/BC対策とクラウドコンピューティング
ミッドマーケットのCIOは半年前と比較して、仮想化の導入をかなり進めており、クラウドコンピューティングを視野に入れるCIOもいる。
ディザスタリカバリはリモートサイトのコントロールが鍵
ただでさえなかなか目の届かないリモートサイトで、バックアップ/リストアの体制をきちんと敷き、ディザスタリカバリの仕組みを構築するにはどうすればいいのか?
ビジネス部門を巻き込もう
IT部門は、社内標準を振りかざして厳密な「正しさ」を追求すべきではないが、かといって要求にやみくもに対応して混乱を招き、サービスレベルを低下させてしまってもいけない。
ITはこれからもイノベーションの代名詞
イノベーションが新技術を生み、その波及効果でさらなるイノベーションが実現される。ITはこれまでそうして発展してきたし、これからもそうあるべきだ。特にクラウドコンピューティングには、大きな可能性がある。
技術は激変してもサービスのヒドさは不変
一昔前に比べてネットワーキング技術は激変したが、1つだけ変わらないものがある。ネットワークプロバイダーのサービスの徹底的なひどさだ。
Webビデオ会議? IM? メール?
統合コミュニケーションがもてはやされる昨今だが、何度もメールをやりとりするよりも、面と向かった会話の方が問題を早く解決できることもある。
「効果」を数値化するのは難しい
プロジェクトの効果については、数字を予測しようとするのではなく、効果の見通しが非常に不確かであることをまず認識する必要がある。
大切なのはツールではない
IT部門に所属している楽しみの1つは、ベンダーいじめができることだ。わたしの最近のお気に入りはBPMベンダーに意地悪な質問をすること。おかげでうさ晴らしができ、イライラも解消される。
環境保護と利益追求
ITは今や、環境問題やCSRに無関係ではいられなくなっている。そこで、環境的欲求も同時に満たしてくれる経済的アプローチを紹介しよう。
Column
シックスシグマの原則は、どんなプロセスを改善するためであれ、まずはシンプルな基準あるいはベンチマークの定義から始める、というものだ。ここでは、シックスシグマの基本原則を使ってITパフォーマンスを改善するための方法を紹介しよう。