Ansys Simulation World 2023 Japan:
アンシス・ジャパンはグローバルイベント「Ansys Simulation World 2023 Japan」を開催。“人類の進歩を促進するイノベーションに力を”をテーマに多数の講演を展開した。本稿では基調講演の内容を中心にお届けする。
SOLIDWORKS WORLD JAPAN 2017 講演レポート|事例:
玩具業界でも本格化する3Dツールを活用したモノづくり。総合玩具メーカーのエポック社でも、同社を代表する製品ブランドの1つ「シルバニアファミリー」の開発において、3D CADやフルカラー3Dプリンタを活用した“3Dモノづくり”に取り組んでおり、意思決定の迅速化やリードタイムの短縮といった成果が出始めているという。
図研アルファテックカンファレンス2023:
「図研アルファテックカンファレンス2023」の講演の中から「BricsCAD V24」の新機能に関連する内容をお届けする。
3Dスキャナーニュース:
Artec 3Dは、プロフェッショナル向け自動卓上型3Dスキャナーの新製品「Micro II」を発表した。前機種の「Micro」からさらに精度を高め、最大5μmでの3Dスキャンに対応する。
3Dプリンタニュース:
ExtraBoldが大型3D付加製造機「EXF-12」に続く新たな製品ラインアップ「REX-Series」を発表した。その第1弾として、AM技術に+αの拡張性を持たせた新システム「REX-BUTLER」を開発し、タイでの先行販売を開始する。
Autodesk University Japan 2017/不二精機|事例:
食品加工機械メーカーの不二精機は、おにぎり成形機で業界トップシェアを誇る。同社では、年間約10機種の新規開発を行うとともに、既存機種のカスタマイズにおいても約30機種を手掛けている。開発型の企業である同社にとって開発効率の向上は重要な課題である。そこで業務プロセスを変革すべく、2D CADから3D CADへの移行を決断。2001年から行ってきた同社の3D CAD推進の取り組みを紹介する。
旭鋳金工業:
パーソナルモビリティを開発するWHILLからの要請を受け、ジェネレーティブデザインで設計されたフレーム部品の試作を砂型鋳造でやってのけた中小企業がある。旭鋳金工業(横浜市旭区)だ。砂型アルミ鋳造によるジェネレーティブデザインパーツの国内初事例はどのようにして生まれたのか。従業員7人の小さな町工場を取材した。
Autodesk University 2023:
Autodeskは年次グローバルカンファレンス「Autodesk University 2023」のゼネラルセッション(1日目)において、AIを活用した新たなソリューション「Autodesk AI」を発表した。
メカ設計ニュース:
2023年末をもってCEO職を退任するDassault Systemes(ダッソー・システムズ)のベルナール・シャーレス氏が自身の今後の役割や後継者、新しいエグゼクティブチームへの思いを述べた。
XR活用最前線:
テクノロジーとデザインの融合による価値創出に取り組むオフィス家具メーカーのイトーキは、製品開発のデザイン検討でMR技術を積極的に活用している。
CADニュース:
ソリッドワークス・ジャパンは、2023年10月からデスクトップ版SOLIDWORKSユーザー向けに提供開始している「Cloud Services」の紹介と、最新版「SOLIDWORKS 2024」のアップデート内容に関する記者説明会を開催した。
CEATEC 2023:
キャディは、「CEATEC 2023」のアドバンスドテクノロジーエリアに出展し、図面データ活用クラウド「CADDi DRAWER」を訴求していた。
ジャパンモビリティショー2023:
トヨタ自動車のLEXUS(レクサス)ブランドは「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」において、レクサスのデザイナーによるアートインスタレーション「Kehai(気配)の森」に関する展示を行った。
ジャパンモビリティショー2023:
住友金属鉱山は「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」の主催者プログラム「Tokyo Future Tour」において、太陽光をコントロールする素材「SOLAMENT」を活用した、羽毛を使用しない透明なダウンジャケットのプロトタイプ「SOLAMENT DOWN-LESS DOWN JACKET」を展示していた。
ジャパンモビリティショー2023:
ダイハツ工業は「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」において、軽乗用EVのコンセプトカー「me:MO」を訴求していた。利用者のライフステージや用途の変化に合わせて内装/外装の意匠から車両形態までカスタマイズできるのが特長だ。
ジャパンモビリティショー2023:
トヨタ紡織は「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」において、オフィス家具メーカーのイトーキと共同で開発した「ケナフラウンジチェア」を出品した。成長が早く、CO2の吸収能力に優れる一年生植物のケナフを原料としたチェアで、座面と背もたれ部分にケナフボードが用いられている。
CEATEC 2023:
日本Xrealは、「CEATEC 2023」のアドバンスドテクノロジーエリアにおいて、2023年11月17日に販売を開始するARグラスの新製品「XREAL Air 2 Pro」を中心に、さまざまなデバイスとの接続利用を想定したシーン別体験型デモを披露した。
3Dプリンタニュース:
スワニーは、3D Systemsのペレット押し出し式大型3Dプリンタ「EXT 1070 Titan Pellet」を国内初導入したデモセンター「TITAN ファクトリー」の開所式を行い、同施設を報道陣に公開した。
CEATEC 2023:
シャープは「CEATEC 2023」のアドバンスドテクノロジーエリアに出展し、15年の歴史を誇る同社独自の生物形態模倣技術「ネイチャーテクノロジー」の歩みと新プロダクトについて訴求していた。
CEATEC 2023:
Preferred Networksは、「CEATEC 2023」のアドバンスドテクノロジーエリアにおいて、深層学習を活用した3Dスキャンサービス「PFN 3D Scan」を紹介するリアルタイム3Dスキャンデモを実演していた。
製品開発の舞台裏:
2023年で誕生から40周年を迎えたカシオ計算機の耐衝撃ウォッチ「G-SHOCK」シリーズの40周年モデルに採用された“エコパッケージ”の取り組みについて、同社 羽村技術センター 開発本部 開発推進統轄部 第一開発推進部 11開発推進室の工藤之欣氏に話を聞いた。
リサイクルニュース:
バンダイナムコグループの横断プロジェクト「ガンダムプロジェクト」は、「ガンダムカンファレンス AUTUMN 2023」を開催し、2025年に向けた新たなガンダム戦略を説明した。本稿ではガンダムを活用した社会貢献プロジェクト(GUDA)の話題を中心にお届けする。
設計者CAE実態調査 2023:
読者調査アンケート「設計者CAEの取り組みに関する実態調査 2023」の結果から一部を抜粋し、設計者CAEの取り組み状況や期待、満足度など、“読者の生の声”をお届けする。
メカ設計用語辞典:
メカ設計者のための用語辞典。今回は「DfAM(Design for Additive Manufacturing)」について解説する。
CAEニュース:
アンシス・ジャパンは2023年8月25日、記者説明会を開催し、シミュレーションソフトウェアの最新バージョン「Ansys 2023 R2」の主要アップデート情報と同社の中長期テクノロジー戦略について発表した。
CAE最前線:
カシオ計算機は耐衝撃ウォッチ「G-SHOCK」の“2100シリーズ”の新モデル開発において、LCD破損を防ぐ新たなモジュール固定方法「3点支持構造」をCAEの活用によって導き出した。
デザインの力:
日本環境アメニティは、プロユースの音響拡散体「オトノハ」を2023年10月2日から販売開始する。黄金比と植物が持つ黄金角の規則を、機能とデザインに活用した。
メカ設計 イベントレポート:
「CAEユニバーシティ特別公開フォーラム2023」に登壇したサイバネットシステムの栗崎彰氏の講演「DX時代のためのCAE教育方法変化論」の模様を取り上げる。
デザインの力:
パナソニック コネクトは、過酷な環境での長期使用に耐え得る頑丈さを備えた業務端末「TOUGHBOOK(タフブック)シリーズ」の頑丈設計に関する勉強会を開催。カタログでは書き切れない“頑丈性の秘密”について披露した。
3Dプリンタニュース:
ケイズデザインラボ、JMC、スリーディー・システムズ・ジャパンは中小製造業のDXを加速させる“3Dプリンタによる小ロット生産”を普及推進するプラットフォーム事業「デジタル製造プログラム」の進捗報告会を開催。併せて「アジア最大規模」をうたう量産対応3Dプリンタによるデジタル製造システムを初披露した。
メカ設計 イベントレポート:
PTCジャパンはWebセミナー「設計から始まるサステナビリティ 〜世界に学べ! 3D CADの最新事例〜」を開催し、設計開発領域におけるサステナビリティの取り組みや具体的なアプローチについて、海外の最新事例を交えて説明した。
CADニュース:
PTCジャパンは、2023年5月に発表したSaaS対応の3D CADソリューション「Creo+」に関するメディア向け技術説明会を開催した。
メカ設計インタビュー:
AIが設計開発業務にもたらすインパクト、未来の設計/デザインの在り方について、Autodesk(米オートデスク) 製造業グローバルマーケット開発&戦略シニアディレクターのデトレフ・ライヒネーダー氏に話を聞いた。
メカ設計ニュース:
キャディは、シリーズCラウンドで総額118億円の資金調達を実施した。部品調達プラットフォーム「CADDi MANUFACTURING」の成長投資、図面データ活用クラウド「CADDi DRAWER」の機能強化のためのテクノロジー投資などを主な資金使途に挙げる。
デザインの力:
デザイン起業家の守屋輝一氏は“人間らしさ”をテーマに社会課題を解決するデザイン会社「株式会社きいちのメモ」を設立した。デザイナーとしての具現化能力を生かした社会課題解決型プロジェクトの企画、開発、事業化などに取り組む。
3Dプリンタニュース:
XYZプリンティングはSLS部門をNexa3Dに事業売却することを発表した。SLS以外のデスクトップ型3Dプリンタに関しても本体の販売を2023年9月15日をめどに終了し、段階的に3Dプリンタ事業から撤退する。国内で販売済みの3Dプリンタの消耗品はイグアスを通じて供給を継続。修理などは今後3〜5年間を目標にサポートするよう努めるとしている。
日本ものづくりワールド 2023:
BRULEは「日本ものづくりワールド 2023」に出展し、取り扱いを開始したばかりのNexa3Dの最新3Dプリンタ「Xip Pro」について実機と造形サンプルを出品していた。