ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術:
「怠け者」のレッテルを貼られてきたキリギリスの活躍の場が増えている。それまで美徳とされてきたアリの習慣や価値観がマイナスに働く場面も増えてきた。その背景となる環境変化とは。
ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術:
「なぜあの人だけが……?」「なぜ私だけが……?」世の中は理不尽なことだらけです。ではなぜ私たちはそう感じるのでしょうか? そもそも「理」というのは世の中がそうなっているという「摂理」のはずです。そうであるにもかかわらず、理不尽なことがあふれているとすれば、それは逆に私たちが「理」と思っていることが実はそうでないと考える方が自然です。ではなぜそのようなことが起きるのでしょうか? それは私たちが「本来非対称なものを対称だと錯覚している」ことからきているというのが本書の仮説です。
ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術:
「単に与えられた仕事をこなすだけではなく、自ら能動的に課題を発見していく力が求められる」というのは、昨今業界や職種を問わず言われている。ただしここには大きな落とし穴がある。それは、いままで重要視されていた「与えられた仕事を着実にこなす」ための価値観やスキルと「能動的に課題を発見する」ための価値観やスキルとは、180度相反するものだから。「発想が豊かになる」ためには、単に「これまで以上に頑張る」だけでなく、これまでの価値観を捨て去る必要がある。
ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術:
グローバルに仕事をするために必要なことの1つは多様性を受け入れること。そのために必要なことの1つが思考の柔軟性である。一般に思考の柔軟性は、特定領域での知識や経験を積み重ねるほど失われてくる。いつまでも「やわらかい頭」で柔軟に新しい物事に対処していくにはどのようにすればよいだろうか?
ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術:
「あの人の話は抽象的でさっぱりわからない」「抽象論はやめて具体的な話をしよう」……。このように、「抽象」という言葉がビジネスの場面で使われるのは、圧倒的に否定的な文脈においてでしょう。「具体が善で抽象は悪」……これは本当なのでしょうか? 本当は「具体と抽象の往復」こそが、ビジネスをうまく進める秘訣なのです。本稿では特に、必要以上に不当な評価を受けている「抽象」の有効性について考える。
ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術:
大きいに越したことはないが常識だった会社組織だが、さまざまな環境変化を背景として小さいことが強みになる新しい組織形態が可能になってきている。画一的に低コストの製品を大量に生産するための「20世紀型組織」を見直してみてほしい。
ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術:
人間が成長期に必要だった栄養がある年齢を超えると、余計な体脂肪となって蓄積されていく。会社も成長期を超えるとそれまで資産だったものが負債になっていく。成功体験を捨てることができずに、組織の老化は着々と進んでいくのだ。
ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術:
目的を忘れて手段に走る、顧客視点を忘れて自社の論理で商品を作ってしまう。そんなことが起こってはいないだろうか。ビジネスでも人生でも、最終目的を意識することで手段を最適化することが必要だ。
ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術:
「新しい発想というのもどこかにあったものの組み合わせでしかない」とはよく言われることだが、どうすれば「どこかにあるものを借りてくる」ことができるのか?