「Oracle Cloud VMware Solution」と「VMware Cloud on AWS」を比較【後編】
AWSやOracleはIaaSでVMware製品を実行するためのサービスを提供している。こうしたサービスの代表格であるAWSの「VMware Cloud on AWS」の特徴と、Oracleの競合サービスとの違いを説明する。
「Oracle Cloud VMware Solution」と「VMware Cloud on AWS」を比較【前編】
アプリケーションのIaaS移行のハードルを下げるために、OracleはVMware製品実行サービスの「Oracle Cloud VMware Solution」(OCVS)を提供している。OCVSの特徴を説明する。
「コンポーザブルインフラ」4つの疑問【後編】
サーバ、ストレージ、ネットワークなどのインフラのコンポーネントを必要に応じて構成可能にする「コンポーザブルインフラ」。これが適している用途もあれば、必要のない用途もある。
「コンポーザブルインフラ」の4つの疑問【前編】
「コンポーザブルインフラ」の概念は分かりやすいとは言えない。コンポーザブルインフラとは何か。具体的に何をどのようにしてコンポーザブルにするのか。その疑問に答える。
「Citrix Optimizer」「VMware OS Optimization Tool」を有効活用
VDIのパフォーマンス維持・向上とリソース使用量の削減を両立させたいなら、「Citrix Optimizer」「VMware OS Optimization Tool」などのVDI最適化ツールが役立つ。こうしたツールの機能と使い方を示す。
機能面で差異化を図る各社
「ハイパーコンバージドインフラ」(HCI)製品が急速に充実している。各HCI製品にはそれぞれどのような特徴があり、他とどう違うのか。主要ベンダーのHCI製品を紹介する。
オンプレミスと共通する部分も
パブリッククラウドを利用するときもオンプレミスと同様、データセンターとネットワークの論理設計が必要だ。クラウドでシステムの開発と運用をするとき、ITアーキテクトに求められる5つのスキルについて説明する。
SaaSを選ぶしかなくても、リスクは把握すべし
企業がITインフラ管理ツールを選ぶに当たって考える要素は多い。特にSaaSとオンプレミスツールのどちらを選ぶかは難しい判断になる。
ストレージのボトルネック問題を解消する
HCIでVDI環境を構築すると、さまざまなメリットがある。例えばリソースのスケーリングが容易にできる。VDI環境を構築する際は、ストレージの設計に注意する必要がある。
ネットワーク、ソフトウェアの観点も紹介
IT管理者はサーバのCPUやメインメモリ、ネットワークハードウェアをアップグレードすることで、サーバの円滑な運用を維持し、リソースを最大限に活用できる。
Windows以外の選択肢
仮想デスクトップを導入する企業は、エンドポイントとしてLinuxシンクライアントの導入を検討してはどうだろう。Windowsシンクライアントよりも安価であるなど、検討すべき理由は幾つかある。
置き換えを重視するかコストを重視するか
HCIと従来型のラックサーバはどちらも、データセンターの展開にメリットがある。だが、どちらの設定が簡単かを考えるには計画と準備が必要だ。
モバイルとWindowsのアプリをシームレスに
仮想デスクトップのユーザーが、アプリの機能を最大限に引き出せる形でそのアプリを開くことができれば理想的だ。実現のためにすべきことは何か。
複数の端末を使って効率的に仕事をするには
異なる端末やOSで同じリソースへのアクセスを可能にするデジタルワークスペースは、ユーザーが作業するデスクトップの定義を変える可能性がある。アプリケーション間連携の面では課題も残る。
コスト、リスク、スケーラビリティ、判断材料は?
スケーラビリティ、リスク耐性、コスト、これらは全てコンバージドインフラ(CI)とハイパーコンバージドインフラ(HCI)のどちらを選ぶかの判断材料になる。ユースケースにおいてはどのような違いがあるのか?
増える非Windowsアプリに対応
VDIで使えると便利なアプリは、Windowsアプリだけではない。MacアプリやLinuxアプリなどについても知っておく必要がある。
ランサムウェア対策にも有効
最終的なバックアップの保存場所をクラウドにするとしても、リストアの速度を上げるためにローカルバックアップを用意すべきだ。こうしたハイブリッドバックアップのアプローチは、ランサムウェア対策にも役に立つ。
製品導入、ソフトウェアのみ、一から構築
ハイパーコンバージドインフラ(HCI)導入の取り組みにはさまざまなアプローチがある。アプローチによっては、IT担当者に裁量権が委ねられるものもある。
ランサムウェアに特化した機能とは
ランサムウェア攻撃は、通常のデータ損失事案とは異なる。データ保護を手掛けるベンダーの中には、それを念頭に、ランサムウェアに特化した機能を製品に搭載するところもある。
HCI無しで設定自動化や簡単VM構築が可能に
ハイパーコンバージドインフラ(HCI)は簡単に仮想化環境を整えることができる製品だ。だが当然全ての企業が導入しているわけではない。HCIがなければ仮想化環境を使いこなすことは難しいのだろうか。
納得できるTCOとは
どうしても価格が目についてしまうハイパーコンバージドインフラ(HCI)だが、特にVDIを検討している企業はTCO(総所有コスト)に注意が必要だ。仮想化製品の特長を比較しながらコスト管理のポイントを解説する。
クラウドは管理不能という現実
Amazon Web Services(AWS)のようなクラウドサービスを利用している企業は、障害発生に備えて災害対策(DR)計画を策定しておく必要がある。
VDI経由の提供は避けた方がいいケースも
新しいアプリケーションをユーザーに提供するベストな方法を決めるのは難しい。VDI経由でアプリケーションを利用できるようにする方が良い場合もあれば、ローカルにインストールするのが最適な場合もある。
HCIベンダー囲い込みによる影響
ハイパーコンバージドインフラ(HCI)は、問題が起きた際にベンダー1社にだけ責任を問うことができるという便利さがある。だが新技術が登場してもベンダーが対応するまで利用できない不便さもある。
VMwareで対応するLinuxはごく一部
仮想環境導入におけるコストを抑制するためにLinuxの仮想デスクトップを導入するケースが増えている。しかし、使い慣れているWindowsのデスクトップと使い勝手が全て同じとはいえないようだ。
ハイパーコンバージドで見過ごしがちな「リソース税」とは
コンバージドインフラとハイパーコンバージドインフラは、IT部門がVDI展開のパフォーマンスや管理を効率化するのに役立つ。名前は似ているが、アーキテクチャはそれぞれ全く異なる。
今後の有力なVDI端末の選択肢
「Raspberry Pi」が非常に安価なため、シンクライアントとして活用を検討する企業は少なくない。しかし、進める上で注意するべきポイントがある。
ワイルドカードのHTML5接続も台頭
デスクトップ仮想化製品の主要ベンダーであるCitrix、VMware、Microsoftは、それぞれ独自の画面転送プロトコルを展開する。各社のプロトコルを比較しながら紹介する。
注目の「ハイパーコンバージドシステム」
企業のIT部門ではハイパーコンバージドシステムの導入が大流行しているようだが、全ての企業が導入しているわけではない。本稿で紹介する10の理由が自社のニーズに合わない限り、急いで導入するのは避けた方がいい。
Windowsアプリも利用可能に
モバイルデバイスをめぐる状況は常に進化している。それにより、VDIへのアクセスやアプリケーション仮想化を効果的に使えるようになった。どのように進化しているのか紹介する。
まるで使い捨て感覚?
低価格が売りの「Chromebook」は、モバイルワーカー向けのシンクライアント端末として使い捨て感覚で導入したり、予備の安価なVDIクライアントとして利用したりすることもできる。
IT部門は仮想GPUを検討すべきか
仮想GPU(vGPU)の有用性をめぐる議論は終わった。今問題となっているのは、GPUの仮想化がそのコストに見合うのか、そしてこうした手法を必要とするのはどんなユーザーなのかということだ。
VDI用途に適する技術的な理由も解説
ハイパーコンバージド(超垂直統合型)インフラ市場における2強ベンダーが米Nutanixと米SimpliVityだ。Nutanixが長い実績を誇るのに対し、SimpliVityはリソース効率の高さで注目を集めている。
HTML5対応のWebブラウザを活用
HTML5対応のWebブラウザをVDIのシンクライアントとして使う場合、どのようなメリットとデメリットがあるのだろうか。
相違点を明らかにする
VMwareは2種類のアプリケーション仮想化ツールを提供しているが、IT部門はどちらか一方を選ぶ必要はない。「VMware App Volumes」と「VMware ThinApp」を併用すれば、アプリケーション配信のさまざまな選択肢を利用できる。
複雑なWindowsライセンスの問題を回避
DaaS環境でWindows Serverのデスクトップを使用すれば、複雑なWindowsライセンスの問題を回避することができる。だが、その代償としてアプリケーションの互換性に関する問題が浮上する。
IT部門視点で考える
「数台だけ仮想デスクトップをサポートすればよい」「一時的に仮想デスクトップが必要」「VDIの専門知識がない」というIT部門にはDaaSがお勧めだが……。
責任範囲で考えてみる
VDIの管理は従来のデスクトップの管理より優れている。だが、クラウドから仮想デスクトップをユーザーに配信すると、さらに物事が楽になる。
モバイルシンクライアントの落とし穴
モバイル端末をシンクライアント端末として利用するときの操作性は徐々に改善されている。ただし、接続性やテキスト入力など、「使いにくい」と感じる点はまだ残っている。
Windows偏重主義から脱却するVMware
米VMwareはプラットフォーム「VMware vSphere」を広範なOSに対応させる取り組みを進めているが、Macを使いたいという管理者の要求に応えるには、まだ課題が残されている。
「Chromebook」からの転用も可能
外出先で利用するノートPCに、社内の重要情報を入れておくのは危険――。そう考える企業であれば、「モバイルシンクライアント」が有力な選択肢となる。
何がうれしくなるの?
VDI(仮想デスクトップインフラ)を展開する準備ができても、デスクに大量のPCが置かれている。それらはシンクライアントに転用可能だ。ただし、適切な方法で転用しないとVDIの導入効果が小さくなってしまう。
モバイルでWindowsアプリをどう使うか
BYOD(私物端末の業務利用)によって企業におけるアプリケーションへのアクセス方法が大きく変わる中、デスクトップ仮想化は、従来のWindowsアプリケーションを新しいワークスタイルで活用するのに役立つ。
ディスクパフォーマンスの問題を解消する
SSDを活用したストレージは、非常に高価だがIOPSも非常に高い。企業導入が進むVDI(仮想デスクトップインフラ)を展開する際の障害になるIOPSの問題を見事に解決する。
ベンダー各社のサポートは?
リモートデスクトップ環境を実現する仮想デスクトップインフラ(VDI)とRemote Desktop Services(RDS)はどこが違うのか。米Citrix Systemsと米VMwareによるVDIとRDSのサポートについても説明する。
ゼロクライアントという選択も
仮想デスクトップ(VDI)を導入するに当たって重要なのがシンクライアント選びだ。VDIプロジェクトの成否に大きな影響を及ぼすため、管理方法や展開方法など、管理の容易さに着目して最適な製品を選ぼう。
顧客対応スタッフのウケは良かったが
iPadはVDIクライアントとしてデスクトップ端末に取って代わる存在になり得るか。顧客サービスセンターへの導入で成功した事例とともに、残る課題を考えた。
運用コストは下がるのか?
シンクライアントは一般に運用コストが低い。だが、専用シンクライアント端末の導入には費用が掛かる。これを古いPCで代用すれば導入コストは下がるが、運用コストはどうか?