人気マラソン大会でのシステム障害はなぜ起きた?
日本のランニング人口はおよそ986万人。マラソンブームの裏側を支えるITインフラはますます運用が難しくなっている。数年前に人気マラソン大会のエントリーでシステム障害が発生した。問題解決に取り組んだ担当者に話を聞いた。
ユーザー企業/組織の読者が選んだ、2015年上半期記事ランキング(データ分析編)
ビジネスユーザーがデータを分析・可視化する「セルフサービスBI」が次のトレンド? 2015年上半期に公開した、データ分析の記事ランキングを紹介します。
カスタマーセンター業務の品質を向上
スカパー・カスタマーリレーションズ(SPCC)では、セルフサービス型BIツール「Qlik Sense」を導入し、カスタマーセンター業務の課題発見や品質向上に役立てている。導入の背景や効果について、同社の運用担当者に聞いた。
IT基盤を総入れ替え
アパレル企業のケイト・スペード ジャパンは、独立をきっかけにERPシステムを含むIT基盤の総入れ替えを行った。インフラにAWSのクラウド環境を採用し、「リーン」の手法によるシステム構築を実現した。
どのようにして不安を解消していったのか
スターバックスでは、オンラインサービスのシステム基盤をオンプレミスからAWSへ移行することで、急激なアクセス増にも耐え得る仕組みを構築した。しかし、AWSの導入に際しては、大きな不安があったという。
基幹システムをクラウド環境で再構築
2015年3月に基幹システムを全面刷新したオンワード樫山では、アパレル業界向けERPの「SAP AFS」をクラウドサービスのAWS上で稼働している。導入の背景、比較検討のポイント、本番稼働から得られたノウハウを紹介する。
データ分析と機械学習で従業員の離職リスクを測定
人事・財務アプリをSaaSで提供するワークデイは、新規顧客獲得とパートナー強化を進めている他、データ分析や機械学習を活用した新たな人事機能の提供を開始している。
セルフサービス型BIの動向も注目
最新の調査結果によると、ビッグデータの活用が一般企業へと拡大しつつある。一方で、ビッグデータの活用を強化する企業と見送る企業で二極化が進んでいる。IDC Japanのアナリストが語った。
oricon MEでは100万件超のデータを分析
マーケティング活動を強化する取り組みの一環として、データ分析製品を導入する企業が相次いでいる。本稿では直近で明らかにされた3社の導入事例を紹介する。マーケティング基盤を構築する際の参考にしてほしい。
ビッグデータ活用を支える分散処理基盤
Apache Hadoopを利用すれば、ビッグデータを高速に処理可能だ。だがその導入は決して容易ではない。そこで頼りになるのが、企業向けに機能やサポートが強化された商用ディストリビューションである。注目の6種を紹介する。
欧米の最新事例と日本の動向を解説
さまざまな業界でビッグデータの活用が進んでいる。ビッグデータを活用して、ビジネス上の課題解決やビジネス価値の創出、迅速な意思決定を実現しようというのだ。では実際、どのようにして進んでいるのだろうか。
低価格路線のガストが1000円以上のメニューを提供した理由
すかいらーくは、全国展開する「ガスト」でモバイルアプリとクラウドを用いたマーケティングとデータ活用の仕組みを構築した。その導入背景や製品・サービスの選定理由、導入効果について解説する。
導入担当者に聞いた
ゲーム大手のセガは、BIとデータマイニングの各ツールを相次いで導入し、データ分析の環境構築を積極的に進めている。同社のゲームやサービスを遊ぶ利用者の動態をより詳細に分析できるようになった。
システムの複雑化とデータの増大で激変するバックアップ環境
企業のITシステムは複雑化しており、それを取り巻くデータバックアップ環境も大きく変化している。多くの企業では、バックアップ体制を再考すべき時期に差し掛かっている。
30年来のメインフレームをオープン系システムで刷新
山崎製パンは、日本全国で稼働する工場を支える基幹システムをメインフレームからオープン系システムへ刷新。ジョブ監視システムを「JP1」で自社開発した。その際に直面した課題とその解決方法を同社担当者が語った。
データ分析のスモールスタートに
企業内外に蓄積されたデータを分析・活用し、ビジネス成長に生かしていく機運が高まっている。そんな中、低価格で導入しやすいSaaS型のクラウドBIが充実しつつある。そこで、注目のサービス7種を紹介する。
直感的な操作性と大規模なデータ処理を実現
東芝 セミコンダクター&ストレージ社はBIツールを再構築し、情報活用を進めている。従来のBIツールが抱えていた課題とシステム刷新による効果について、同社担当者が語った。
壊れる前に直してトラブルを未然に防ぐ
ビッグデータのビジネス活用が注目されているが、製造業など、ものづくりの分野での活用事例が増えてきている。SAS Institute Japanが開催したイベントの講演を基にデータ活用とアナリティクスの先進事例を紹介する。
POSデータと現場の声、業務データを横ぐしで分析
メガネ専門店「JINS」を展開するジェイアイエヌは、POSデータと現場の声、業務データをひも付けるデータ分析システムを2014年4月に構築した。機能性メガネなどで急成長を遂げる同社のデータ活用体制や分析基盤とは。
MR約1700人の価値を向上させた情報化戦略
中外製薬は、MR(医薬情報担当者)向けにモバイル型情報ダッシュボードを開発・導入した。本稿では、その背景やツールの詳細、今後の可能性について紹介する。
140万人が使うモバイルアプリで顧客の流れを把握
無印良品を展開する良品計画では、モバイルアプリを中核として、ネットストアと実店舗を結ぶ、O2Oの仕組みを構築。ネットとリアルで相互に送客し合う環境や、よりパーソナルなマーケティングを可能にしている。
「着うた」をはじめ、スマホ/クラウド対応で複雑化するシステム
「着うた」をはじめ携帯電話向け音楽配信サービスを展開してきたレコチョクは近年、スマートフォンやクラウドへとサービスを拡大。システムの複雑化に伴う運用監視基盤の刷新と運用体制の見直しが課題となっていた。
スロースタートが奏功し、データ活用が浸透
京阪百貨店は、基幹系システムをオープン化することで、データ活用の道を切り開いた。また最近では、カラム型DBを導入することで、データ量の増大にも対応し、活用の幅を広げている。
システム運用管理に関する読者調査リポート
TechTargetジャパンは2013年11、12月にシステム運用管理に関する読者調査を実施した。本稿では調査結果の一部として、システム運用管理業務の状況、システム運用管理ツールの導入・検討状況についてリポートする。
PowerPoint風のプレゼンテーション機能も搭載
近年、現場担当者向けのBIツールが増えている。「Yellowfin」は、ITを専門としない事業部門の現場担当者が使いこなすことができ、データを活用した迅速な意思決定を支援するBIツールだ。
ビッグデータインフラに関する読者調査リポート
TechTargetジャパンは2013年10、11月にビッグデータインフラに関する読者調査を実施した。本稿では調査結果の一部として、ビッグデータ活用やインフラ構築に関する実態についてリポートする。
活用はまだ世界的に初期段階
アナリティクスの活用はまだ基本的な課題と直面しているフェーズにあり、「世界的に“アナリティクス時代の幕開け”といえる状況にある」とデロイト トウシュ トーマツは指摘する。
タブレットは営業革新の武器:
営業現場でのタブレット利用を支援するクラウドサービス「YUKARi(ゆかり)」。タブレットの特性を最大限に引き出し、組織的な営業改革を支援するサービスであるという。
個人情報流出や仮想通貨の不正利用などの被害報告は確認されていない:
サイバーエージェントの運営する「Ameba」で、不正ログインが発生していたことが明らかとなった。不正ログインの発生期間は2013年4月6日〜8月3日の間、不正ログインの対象となったIDは24万3266件に及ぶ。
Oracle Database 12cとの親和性などを強化:
WebLogic Server 12.1.2では、Oracle Database 12cとの親和性などを強化された。一方のCoherence 12.1.2では、データベース側のデータ変更を検知し、自動で変更を反映するHotCache機能などが加わった。
若手起業家の素顔:
米トレジャーデータのCTOを務める太田一樹氏にインタビューする機会を得た。プログラミングを始めたきっかけや、Hadoopとの出会い、起業についてなど、28歳の若手起業家の素顔に迫った。
パブリック/プライベートを問わずマルチクラウドを統合管理:
Scalrは、WebベースのGUIインターフェイスを提供しており、WebサーバのオートスケールやDBサーバのフェイルオーバを容易に行えるOSSのクラウド管理ツールだ。
迷子の子どもを発見したその場で対応:
羽田空港国内線旅客ターミナルでは、iPadとkintoneを用いて、迷子の子どもを発見したその場で対応可能な館内呼び出し登録システムを構築した。
国内企業導入の呼び水となるか:
AWSのクラウド型DWHサービス「Amazon Redshift」が東京リージョンで提供開始された。果たして国内企業の導入を促進することとなるだろうか。
SAP HANAとの連携も可能:
SAP Predictive Analysisは、データ加工機能や分析機能を搭載するほか、オープンソースの統計分析言語Rが利用可能となっている。
RDBに加え、Hadoop上のデータも分析対象に:
IBM SPSS Analytic Server V1.0を導入することで、SPSS ModelerからHDFSに直接アクセスしてHadoop基盤上にあるデータを分析可能になる。
IBM SCEの価格は平均20%値下げ:
「IBM SCE R2.3」ではオブジェクトストレージなどの機能強化が、「IBM SCAS R1.1」ではモバイルアプリケーション開発環境に適したパターンの追加などが図られている。
日本市場に本格参入:
Tableau 8.0は、「Excelユーザーなら誰でも使えるツール」をコンセプトとし、マウス操作だけでデータ分析に関するほとんどの操作を直感的に行うことのできるBIツールだ。
インデータベース機能、R実行環境などを新たに追加:
TIBCO Spotfire 5.0では、「インサイトを発見する力、予測する力、スケールする力」にフォーカスした新機能や機能強化が図られている。
Amazon Redshiftにも対応:
Talend v5.3は、MapReduceのネイティブコードを生成できるようになった。これにより、Talendのジョブを並列分散処理に対応させることできる。
クラウド環境の構築・管理を自動化:
IBM SmarterCloud Orchestratorは、OpenStackとTOSCAに対応し、迅速で柔軟なクラウド環境の構築や管理のほか、クラウド上で稼働するアプリケーションの可搬性を確保するクラウド管理ソフトウェアだ。
SedueとJubatusを統合:
「Sedue for BigData」は、検索エンジン「Sedue」と機械学習フレームワーク「Jubatus」を統合したビッグデータ分析製品。レスポンス性でHadoopより優れるなどの特徴がある。
DWH用プラットフォームの最上位機種:
日本テラデータのTeradata Active EDW 6700は、InfiniBandを搭載し、Teradata UDAとの連携を強化している。
店舗などで利用する映像素材は全て内製:
ドン・キホーテは、映像コンテンツを社内共有するためのファイルサーバとして、エントリ向けストレージ製品「EMC VNXe3150」を導入、2013年3月から本番稼働を開始した。
日本人が立ち上げたシリコンバレー発ベンチャー:
クラウド型ビッグデータ処理基盤を提供する米国トレジャーデータが日本国内における事業展開を本格化させる。
棚番管理などの新機能を追加:
中小企業向けERPの最新版「SAP Business One 9.0」では、棚番管理や固定資産管理、業務プロセス別の数量単位の新機能が追加された。
事務処理の効率化を図る:
沖縄国保連合会は、「国保連合会ポータルサイト」の構築にあたり、「Microsoft SharePoint Server 2010」と「Microsoft SQL Server 2008 R2」を採用した。
市場は堅調な伸びを示す:
IDC Japanが発表した調査結果から、DR関連サービスで利用しているデータセンターの立地については、「関東/甲信越」の利用比率が経年で低下していることが分かった。
マーケティング領域でコンサルサービス:
富士通と電通は、ビッグデータを活用したマーケティング領域の事業で協業することを発表した。「マーケティング・デザイン」「事業開発プロデュース」「導入ワークショップ」の3つのコンサルティングサービスを2013年7月から提供する予定。