買い切りやリースにはないメリットとは?
Pure Storageのストレージを従量課金で利用できる「Pure Storage Evergreen//One」を、オランダのIaaSベンダーが導入した。採用に至った背景と、コスト削減に期待する効果とは何か。
VMwareを選ばない企業
VMware製品のライセンス変更に伴い、一部の企業は仮想化基盤の移行を検討している。データセンター事業者のContinent 8 TechnologiesはVMware製品からNutanix製品へ移行した。理由は何か。
AI時代の新常識
CPUやGPU、DPUに加えて、AI技術に特化した「TPU」(テンソル処理ユニット)というプロセッサがある。GPUやCPUなど他プロセッサとの比較を通じて、TPUとは何かを解説する。
SSD種類別の価格差も
SSDの価格は2023年秋からの上昇傾向に反し、2024年夏以降、1GB当たりの価格が約10%低下した。SSDの価格上昇は続くという一部の業界関係者の予測を裏切り、低下傾向にある。その理由とは。
HDDベンダーが着目する大容量ストレージ
HDDは磁気ディスクにデータを書き込む仕組みであることから、容量増大はほとんど限界に来ているとみる向きがある。だがHDDベンダーが開発を進める新たな技術が、その限界を突破しようとしている。
HDD進化の限界はどこにあるのか?【後編】
HDDの大容量化には限界があるとの見方がありつつも、HDDの大容量化はまだ止まりそうにない。実際のところどこまで大容量になるのか。これからどのような技術が使われるのか。HDDベンダーに聞いた。
HDD進化の限界はどこにあるのか?【中編】
HDDの容量は、今後5年程度でどこまで増えるのか。HDDの容量増大を促すと見込まれる技術とは何かを踏まえて、今後の見通しをHDDベンダーに聞いた。
SSDの大容量化は良いことばかりではない【後編】
SSDの用途が広がってきた背景にあるのは、SSDの容量を増やす技術の進化だ。だが、SSDの大容量に伴うデメリットを避けるために、「第1世代のSSD」を選ぶこともある。
HDD進化の限界はどこにあるのか?【前編】
HDDの容量はどこまで増えるのか。100TBや200TB、PBといった規模になるのはいつなのか。それとも「50TB」程度に限界があり、他のストレージ技術が取って代わるのか。
SSDの大容量化は良いことばかりではない【前編】
SSDの容量は「TLC」や「QLC」などの技術によって大きく増えることになった。そうした大容量化の技術が台頭する以前の、いわば「第1世代のSSD」の良さを復活させるSSDの使い方がある。昔のSSDがなぜ好まれるのか。
中小企業も考えるべきテープを使う理由【後編】
テープストレージは決して“終わったストレージ技術”ではない。根強い需要があり、新製品や新技術が登場している。テープには、コスト以外にもさまざまなメリットがある。デメリットと共に紹介しよう。
中小企業も考えるべきテープを使う理由【前編】
テープ規格「LTO」のテープストレージは、用途においても新たな動きが見られる。富士フイルムの欧州法人FUJIFILM Europeが、容量100TBのエントリーモデルを追加する狙いとは。
ラックスペースとエネルギーコストを大幅削減
スイスの音楽著作権共同組合SUISAはストレージの容量不足に陥り、Pure Storageのオールフラッシュストレージに移行した。なぜPure Storageの製品を選び、どのような成果を得ているのか。
AI市場で存在感を示すストレージベンダー
NVIDIAはAI技術のデータ処理に適したGPUや開発ツールの提供に力を入れる。同社と連携するストレージベンダー8社の取り組みをまとめた。
クラウド初心者は気付きにくい?
企業はクラウドストレージを積極的に採用している一方で、予算超過や想定外の出費が発生していることが、調査レポートから明らかになった。企業はどのような出費に頭を抱えているのか。
ストレージ価格に何が起きている?【後編】
SSDとHDDの価格の変化を調査した結果を基に、今後SSDとHDDを選定する際に考慮すべき点をまとめる。考慮すべき点は、SSDとHDDの価格そのものだけではない。
ストレージ価格に何が起きている?【前編】
SSDが値上がりしているのは“気のせい”ではない。今後企業がストレージコストを抑えるにはどうすればよいのか。SSDとHDDの価格の変化を調査した結果をまとめた。
駆逐するSSD、生き残るHDD【第8回】
データセンターではSSDだけではなく、大量のデータを効率的に保存するためのストレージとしてHDDが広く使われている。そのHDDを、データセンターで一切使わないという先進的なアイデアがある。
駆逐するSSD、生き残るHDD【第7回】
PCの内蔵ストレージはほとんどがHDDではなくSSDになっているが、データセンターにおいても同様の変化が起きるのか。「HDDが終わりを迎える」という見方の背景にある変化とは。
大規模データ処理に適したストレージ機能【後編】
コンピュテーショナルストレージは、CPUを中心とした従来のシステムにはない利点をもたらす可能性のある新しいストレージの仕組みだ。どのような利点や活用分野があるのかをまとめる。
大規模データ処理に適したストレージ機能【前編】
2024年1月、「NVMe」に新たなコマンドセットが加わった。これにより、CPUを中心とした従来のストレージシステムにはない利点が得られるという。強化の詳細と応用例は。
HDDの可能性を広げたHAMR【後編】
HDDの容量増加を加速させる可能性のあるストレージ技術としてかねて注目を集めてきた「HAMR」採用のHDDを、Seagateが出荷すると発表した。HAMRはSSDとHDDの競争にどのような影響を与えるのか。
HDDの可能性を広げたHAMR【前編】
HDD不要論がささやかれる中でも、HDDの進化が止まったわけではない。HDDベンダーSeagate Technologyが発表した新技術は“HDD劣勢”の見方を変える可能性がある。HDDはどこまで大容量になるのか。
駆逐するSSD、生き残るHDD【第6回】
SSDとHDDを容量やコストで比較すると、以前に比べて両者の違いは埋まりつつあると言える。実際にはどれだけの違いがあるのか。価格と容量の観点で、SSDとHDDを比較する。
駆逐するSSD、生き残るHDD【第5回】
SSDとHDDの違いを正しく評価する上で欠かせないポイントになるのが、読み書きの速度に影響するパフォーマンスだ。速さに影響するパフォーマンスを細分化して考えると、より分かりやすくなるはずだ。
駆逐するSSD、生き残るHDD【第4回】
SSDの接続に使われる「NVMe」は、SATAやSASとは何が違い、なぜSATAやSASとは別物の技術だと見なせるのか。SSDをより深く理解するための基本を解説する。
駆逐するSSD、生き残るHDD【第3回】
SSDと比較するとHDDはレガシーな技術だと見なされてしまうが、HDDが企業向けのストレージとして活躍していることに変わりはない。内部構造や歴史を含めて、HDDの特徴をまとめる。
気になるストレージの進化
人工知能(AI)技術の活用が広がることを受けて、ストレージのニーズが一段と高まると考えられる。ストレージは今、どのような進化を遂げているのか。主要ベンダーの製品で具体的に見てみよう。
駆逐するSSD、生き残るHDD【第2回】
HDDの役割は今後、ある特性を持ったSSDに置き換えられていく可能性がある。背景にあるのは、NAND型フラッシュメモリの技術進化だ。鍵を握る「クアッドレベルセル」(QLC)を解説する。
駆逐するSSD、生き残るHDD【第1回】
「SSD」と「HDD」の違いは徐々に消えつつある。それはHDDが終焉(しゅうえん)を迎えることを意味するのか。「企業向けストレージの今」を探る。
DPUを丸分かり解説【後編】
「DPU」(Data Processing Unit)のニーズが高まる中で、さまざまなベンダーがDPU市場に参入した。自社に最適なDPUを選ぶ際に知っておきたい、注目のDPUベンダーとは。
DPUを丸分かり解説【中編】
「CPU」や「GPU」と共に使われ、“第三のプロセッサ”と言われることもある「DPU」(Data Processing Unit)。CPUとGPUとは何が違うのか。DPUの仕組みを説明する。
DPUを丸分かり解説【前編】
AWSやMicrosoftなど大手クラウドベンダーを中心に、「DPU」(Data Processing Unit)の採用が進んでいる。CPU、GPUの“新しい仲間”DPUには前身がある。それは何なのか。
SSDがHDDに価格勝負【後編】
SSDとHDDの容量単価の差は縮まってきている。一方でストレージを選定する際は、容量単価以外も比較することが欠かせない。SSDとHDDの具体的な比較ポイントと、それぞれの特徴とは。
SSDがHDDに価格勝負【前編】
SSDの容量単価は下落傾向にあり、HDDとの価格差は狭まってきている。SSDとHDDそれぞれの価格推移や、容量の変化はどのような状況なのか。独自の調査を基に分析する。
DB管理は基礎が重要【後編】
データベース管理は何が難しいのか。適切に管理するにはどのようなポイントに注意すべきなのか。トヨタ自動車で発生したシステムエラー事例を基に、考察を交えて解説する。
DB管理は基礎が重要【前編】
トヨタ自動車の部品発注システムにエラーが生じ、同社の国内全工場が一時稼働を停止する事態に陥った。原因はデータベース管理にあったとみられる。エラーを招いた要因を考察する。
IBMの過去と現在【第4回】
IBMは戦略の中心を、かつて事業をけん引していたオンプレミスサーバから、ハイブリッドクラウドやマルチクラウドに移している最中だ。同社はどのような製品やサービスの提供に注力しているのか。
IBMの過去と現在【第3回】
IBMはさまざまなストレージ製品やサービスを提供している。従来のオンプレミスサーバやアプライアンスだけではなく、クラウドサービスやコンテナを念頭に置いた製品やサービスも展開中だ。何を提供しているのか。
IBMの過去と現在【第2回】
IT業界において存在感を示してきたIBMは、近年業績の不振にあえいでいる。ストレージ分野に関する同社の業績を振り返るとともに、明るい兆しが見える今後の展望を読み解く。
IBMの過去と現在【第1回】
IT分野の巨人であるIBMは、現在の地位を築くまでにどのような道のりをたどったのか。同社のこれまでの歴史を振り返ってみよう。
HDDがあと何年生き残るのかを専門家に聞く
「HDDはなくなるのか、生き残るのか」が議論されて久しい。結局、どうなのか。東芝デバイス&ストレージの欧州子会社にストレージの動向と、今後も変わらないHDDの強みを聞いた。
Pure Storageの「打倒HDD」戦略【第5回】
HDDとSSDの戦いが激化し、大きく変化しつつあるストレージ市場。今後はどうなるのか。ストレージベンダーPure Storageの大容量SSD戦略を軸に、市場動向を考える。
Pure Storageの「打倒HDD」戦略【第4回】
大容量SSDによってHDDの置き換えを狙うストレージベンダーPure Storage。同社はなぜ、HDDの代替に自信を見せるのか。技術的な観点で、同社製ストレージの優位性を考える。
Pure Storageの「打倒HDD」戦略【第3回】
進化を続けるSSDは、価格面に限らずさまざまな意味で企業にメリットをもたらしつつある。HDDを置き換える記録媒体として魅力的になるSSDの利点とは。
Pure Storageの「打倒HDD」戦略【第2回】
ストレージベンダーPure Storageは大容量SSDを切り札にして、HDDに挑戦状を出している。同社は何を理由に、「HDDの魅力はなくなってしまう」とみるのか。
Pure Storageの「打倒HDD」戦略【第1回】
「HDDの終わり」が語られて久しい。そうした中、ストレージベンダーPure Storageは大容量SSDに注力し、HDDの置き換えを積極的に狙う。「HDDが終わる」と同社が見込む理由とは。
22TB「以上」の価値をHDDに【後編】
SeagateとQNAPの製品ポートフォリオが統合されることで、何が起きるか。両社は製品間の連携を強化することで、ユーザー企業にさらなる価値を提供しようとしている。
22TB「以上」の価値をHDDに【中編】
22TBのHDDを新たに発売したSeagate。新モデルの詳細を前モデルと比較しながら解説するとともに、今後の製品開発の動向について予測する。
22TB「以上」の価値をHDDに【前編】
HDDベンダーのSeagateは最大容量22TBのHDDを発売した。HDDベンダーの競争は過熱しており、容量以外の面でも強みが必要になる。Seagateは22TB製品の発売の他、もう一つの強化点を発表した。