電動化:
ホンダはEV専用の完成車工場やバッテリー工場の建設、材料メーカーとの共同出資会社設立など、北米でのEVの包括的バリューチェーン構築に向けた検討を開始した。
モビリティサービス:
日産自動車とパナソニック オートモーティブシステムズ、パナソニック くらしアプライアンス社は自動車と家電のコネクテッドサービスを連携させた新サービスを開始する。
製造マネジメントニュース:
トヨタ自動車は国土交通省に「プリウス」のリコールを届け出た。対象となるのは、2022年11月24日〜2024年4月3日に生産された13万5305台だ。
モビリティサービス:
MMDLaboはタクシーやライドシェアに関する調査結果を発表した。予備調査では18〜69歳の男女7000人に、本調査ではライドシェア利用経験者202人を対象に調査を実施した。
モビリティサービス:
村田製作所はタイヤの摩耗を3次元で可視化するタイヤ摩耗検知システムを住友ゴム工業と共同で開発し、2025年から住友ゴムのダンロップ直営店で実証を開始する。
品質不正問題:
ダイハツ工業とトヨタ自動車は海外事業の体制見直しなど今後の方向性について発表した。2023年4月以降に明らかになった国内外の認証不正を受けて、トヨタ自動車が小型車の開発から認証まで責任を持ち、ダイハツが開発を担う体制に変更する。
電動化:
いすゞ自動車は2030年度に向けた中期経営計画を発表した。自動運転、コネクテッドサービス、カーボンニュートラルの3領域を柱とし、将来の収益源として育てる。グループ全体での既存事業の強化も推進し、2030年度に売上高6兆円、営業利益率10%以上を目指す。
モビリティサービス:
国土交通省は地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づく「新モビリティサービス事業計画」について認定を行った。
車載電子部品:
自動車用先端SoC技術研究組合は新エネルギー・産業技術総合開発機構の「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/先端半導体製造技術の開発(委託)」の公募に「先端SoCチップレットの研究開発」を提案し、採択されたと発表した。
電動化:
ヤマハ発動機は英国のレーシングカー開発会社Lola Carsと複数年のテクニカルパートナーシップ契約を締結し、電気自動車のレースであるABB FIA フォーミュラE世界選手権向けの電動パワートレインを共同開発する。
自動運転技術:
フォルクスワーゲングループはモービルアイとの協業を強化する。モービルアイが提供するプラットフォーム「Mobileye SuperVision」「Mobileye Chauffeur」をフォルクスワーゲングループの上級ブランドで採用する。
電動化:
日産自動車は販売台数の増加と収益性の向上に向けた2030年までの中長期的な取り組みをまとめた経営計画「The Arc」を発表した。2026年度までに足元から100万台の販売増と、営業利益率6%以上の達成を目指す。
車載ソフトウェア:
Armは自動車開発向けのバーチャルプラットフォームを発表した。同社のAutomotive EnhancedプロセッサのIPを使用したバーチャルプロトタイピングにより、半導体の生産を待つことなくソフトウェア開発に着手できる。開発期間は最大で2年短縮可能だという。
モノづくり総合版メルマガ 編集後記:
「自分たちは変わりたくないが、新しいものがやってくるのも嫌だ」というアンチではありませんでした。
電動化:
日産自動車は電気自動車(EV)「アリア」の全グレードを発売する。受注を停止していた一部グレードの注文受付も再開。また、スポーティーなチューニングを施した「アリアNISMO」も販売を開始する。
脱炭素:
日産自動車はバイオエタノールから取り出した水素で発電する定置型の燃料電池システムを開発し、栃木工場でトライアル運用を開始した。使用するバイオエタノールは、スタートアップ企業のバイネックスと協業して確保する。
電動化:
トヨタ自動車はプライムアースEVエナジーを完全子会社化する。PEVEに共同出資するパナソニックホールディングスと合意しており、2024年3月下旬に完全子会社化する予定だ。車載用バッテリーの量産体制強化につなげる。
自動車業界の1週間を振り返る:
週末です。1週間お疲れさまでした。今週末は個人的に特別です。なぜならF1のシーズンスタートだったからです。
車載ソフトウェア:
ネクスティ エレクトロニクスとジーデップ・アドバンスは自動車などモビリティ業界向けにAI開発でNVIDIAの最新GPUを試せるPoC環境提供サービス「GPU Advanced Test drive」の展開を開始すると発表した。
車載情報機器:
ステランティス傘下のDSオートモビルはインフォテインメントシステムでOpenAIの「ChatGPT」を標準装備にする。
モビリティサービス:
KDDIは過去の事故情報などのオープンデータと人や車両の流れのビッグデータをAIで分析して危険地点を見える化するソリューションを2024年春から提供する。トヨタ自動車と連携して、早期の社会実装を目指す。
製造マネジメントニュース:
マツダは東京都港区六本木に新たな価値創造に取り組む仲間づくりの場「マツダイノベーションスペース東京」を開設した。
製造マネジメントニュース:
ニデックは2024年4月1日付の社長人事を発表した。ニデック 副社長執行役員の岸田光哉氏が社長執行役員(CEO)に就任する。