「Open-Channel SSD」がある意味を考える【後編】
SSDの読み書きパフォーマンスを最適化して高速にする次世代のアーキテクチャがある。まだ広く使われているわけではないが、これからの普及が期待される仕組みだ。
「Open-Channel SSD」がある意味を考える【中編】
一般的なSSDの場合、読み書きパフォーマンスが幾つかの理由から低下してしまうことがある。パフォーマンスを高める仕組みと併せて、パフォーマンス低下の主な原因を2つ解説する。
「Open-Channel SSD」がある意味を考える【前編】
SSDの読み書きパフォーマンスが上がらない主要な原因は幾つかある。SSDの処理高速化を目的にした仕組みを基に、パフォーマンス劣化の原因と解消の方法を解説する。
物理メモリと仮想メモリの違い【後編】
CPUがさまざまな計算処理を実行する上で重要な役割を果たしている仕組みの一つに「仮想メモリ」がある。仮想メモリがあると、なぜCPUは実際のメモリ容量よりも多くあると思い込むのか。
物理メモリと仮想メモリの違い【中編】
仮想メモリとは、現代の効率的なコンピューティングの基礎を成す技術の一つだ。メモリが不足してもパフォーマンスが落ちないその仕組みとは、どのようなものなのか。
物理メモリと仮想メモリの違い【前編】
メモリは現代のコンピュータにおいて欠かせない存在だ。CPU(中央演算装置)による処理速度の高速化を図る上で、メモリが担っている重要な役割とは何か。メモリが必要になった経緯と併せて覚えておこう。
メインメモリの新たな進化
DRAMのメモリモジュール規格「DIMM」に代わる「CAMM」が採用され始めている。CAMMはDIMMとは何が違うのか。メモリモジュール進化の変遷を踏まえて解説する。
キオクシアが開発したストレージ新技術
SEFはSSDのパフォーマンスやセキュリティを向上させる技術だ。具体的にはどのような仕組みによって従来のSSDにはないメリットが得られるのか。
AI搭載SSDは何に使えるのか【後編】
SSDにAI機能を搭載する動きが、複数のベンダーで進みつつある。AI搭載SSDにはデータ読み書き処理を効率化するなどのメリットが見込める半面、導入や選定時の注意点もある。
SSDを上手に使う4つの方法【後編】
SSDのデータ読み書き速度のパフォーマンスを最大限に引き出し、SSDをできるだけ長く使い続けるには、その特性を理解して運用をしなければならない。具体的な方法とは。
SSDを上手に使う4つの方法【前編】
SSDの性能を最大限に生かしつつ、より長く使うには、SSDの特性を理解した運用をしなければならない。SSDの運用における2つのベストプラクティスを紹介する。
AI搭載SSDは何に使えるのか【中編】
FlexxonやSamsung、Synopsysなどのベンダーが、SSDにAI技術を搭載する研究開発を進めている。SSDに搭載されるAI技術は、どのような用途に役立つのか。
AI搭載SSDは何に使えるのか【前編】
SSDを含めたストレージの分野では、AI(人工知能)技術をどのように活用できるのか。実際に登場している例を踏まえて、NAND型フラッシュメモリとAI技術を組み合わせる利点を探る。
機密情報を守る「SED」とは【後編】
ストレージの暗号化技術「SED」は、データ流出を防ぐための重要な対策になる。なぜデータのセキュリティを再考すべきなのかを踏まえて、企業になぜSEDが必要なのか、どのような製品を利用できるのかを紹介する。
機密情報を守る「SED」とは【前編】
企業のさまざまなデータを保存するストレージには、強固なセキュリティが求められる。「SED」はどれだけ安全なストレージだと言えるのか。その仕組みを解説しよう。
フラッシュメモリ、EEPROMの独自市場【後編】
NAND型フラッシュメモリだけではなく、「EEPROM」や「NOR型フラッシュメモリ」といった不揮発性メモリも、電子機器をはじめさまざまな用途で活躍している。容量の違いを踏まえて、それぞれの特性を見てみよう。
フラッシュメモリ、EEPROMの独自市場【前編】
よく知られる「NAND型フラッシュメモリ」以外にも、「EEPROM」といった不揮発性メモリがある。こうした異なる不揮発性メモリはなぜ生み出され、それぞれ技術的にどのような違いや利点があるのか。
コンピュテーショナルストレージへの期待【第4回】
コンピュテーショナルストレージの利用を考える場合、一般的なSSDなどのストレージとは異なる視点で検討すべき点があり、ストレージの利用に問題を引き起こす可能性がある。その論点を整理しよう。
コンピュテーショナルストレージへの期待【第3回】
コンピュテーショナルストレージは、データ保管の役割を担うことは一般的なストレージと同じだ。違いはどこにあるのか。主要ベンダーと併せて紹介する。
コンピュテーショナルストレージへの期待【第2回】
SSDにデータ処理機能を組み込んだコンピュテーショナルストレージには幾つかの種類があり、さまざまな製品が登場してきている状況だ。注目製品と、コンピュテーショナルストレージの種類を紹介しよう。
コンピュテーショナルストレージへの期待【第1回】
よくある汎用(はんよう)的な「SSD」とは機能面において一線を画すのが「コンピュテーショナルストレージ」だ。コンピュテーショナルストレージがなぜ生まれたのか、なぜ役立つのかなど基本を解説する。
研究開発で分かるSSDの挑戦【第4回】
SSDにインターコネクト(相互接続)規格の「CXL」を使用するための研究開発が進んでいる。Samsung Electronicsやキオクシアが公表している取り組みから、そのCXL接続SSDとは何かを探る。
研究開発で分かるSSDの挑戦【第3回】
Intelが提供していた永続メモリ「Intel Optane」のために、さまざまな技術が開発されていた。その取り組みは無駄ではなかった。Samsung Electronicsの「MS-SSD」が示した可能性とは。
研究開発で分かるSSDの挑戦【第2回】
CXL接続を使用する新種SSDの研究開発が進んでいる。Samsung Electronicsの「MS-SSD」もその一つだ。こうしたSSDは、NVMe接続SSDとは何が違うのか。
研究開発で分かるSSDの挑戦【第1回】
CXL接続SSDはまだ研究開発段階にあるに過ぎないが、それが実現した場合にはストレージの設計やコンピューティング在り方を大きく変える可能性がある。どのようなものなのか。
いずれ訪れるメモリとストレージの変化【後編】
ストレージ分野に相互接続プロトコル「CXL」の影響が本格的に波及してくる前に、企業のIT管理者は、今後何が必要になるのかを考えておいた方がよい。CXLによる影響とは。
いずれ訪れるメモリとストレージの変化【中編】
「CXL」はメモリの使い方を変える可能性を持った次世代の相互接続プロトコルだ。これは今後、ストレージの使用にも影響する可能性がある。「CXL 3.0」を基に幾つか注目点を紹介する。
いずれ訪れるメモリとストレージの変化【前編】
相互接続プロトコルの「Compute Express Link」(CXL)の新世代「CXL 3.0」が2022年に登場した。CXLの影響が今後さらに広がる前に、CXLとCXL 3.0を理解しておこう。
壊れるSSDと上手に付き合う【第4回】
「SSD」の自己診断機能を使うことで、SSDの故障に事前に対処できる可能性がある。それを実現するには、どのような方法を取ればいいのか
壊れるSSDと上手に付き合う【第3回】
「SSD」の突然の故障は、企業にとっての重大なリスクになる。それを回避するために役立つ自己診断機能が「S.M.A.R.T.」だ。特にどのような用途に使うべきなのか。
壊れるSSDと上手に付き合う【第2回】
「SSD」や「HDD」を使う上で避けて通れないのが、故障や寿命だ。SSDとHDDはこの点で論争を繰り広げ、“ある結果”を生むことになった。その内容とは。
壊れるSSDと上手に付き合う【第1回】
重要なデータを「SSD」で扱うのであれば、SSDが突然故障する事態は避けなればならない。それに役立つ、SSDの余命を知るための機能とはどのようなものなのか。
構造からSSDを考える【第5回】
企業においても、個人利用においても、さまざまな用途にSSDが使われつつある。どのような用途であれば、DRAMを搭載しないSSDのメリットを享受できるのか。用途をまとめる。
構造からSSDを考える【第4回】
SSDにDRAMを搭載しないことでコスト削減などのメリットが見込めるものの、デメリットや導入する際の注意点もある。DRAMレスのSSDを使用する上で知っておくべき注意点とは。
構造からSSDを考える【第3回】
企業のデータ保管を支えるストレージとして広く使われる「SSD」。その利用を最適にするために考慮すべきポイントが「DRAM」の存在だ。DRAMの有無で何が変わるのか。
構造からSSDを考える【第2回】
SSDにDRAMを搭載しないことで幾つかの利点が見込めるものの、データセンターはその活用には消極的だった。ただし以前とは状況が異なる。DRAMをなくす利点を踏まえて考えてみよう。
構造からSSDを考える【第1回】
通常、SSDはDRAMを搭載しており、DRAMはさまざまな役割を担っている。ただしDRAM搭載には利点だけではなく懸念点もある。DRAMをなくすことで何が見込めるのか。
SSD市場の長期トレンド【第4回】
増大するデータ量にどう対処していけばいいのかを考える際、「SSD」の価格や購入タイミングを加味する必要がある。判断を見誤らないために知っておいた方がよい、SSDの基本とは。
SSD市場の長期トレンド【第3回】
「SSD」の価格は下落するのか、上昇するのか。それは普段の業務にはあまり影響のないことだ。だが今後もSSDをさまざまな業務に使うのであれば、その裏側を知っておいて損はない。
SSD市場の長期トレンド【第2回】
企業向けストレージとして用途が広がる「SSD」。利用機会が増えるほど、気になるのはコストをいかに抑制するかだ。その判断に役立つ、ごく簡単な考え方を紹介する。
SSD市場の長期トレンド【第1回】
企業の業務を支えるハードウェアの一つ「SSD」。それを不利な状態で購入するのは得策ではない。ベストな判断を下すために理解しておくとよいこととは。
次世代メモリの筆頭が消える【第5回】
不揮発性メモリであるOptaneが打ち出した発想から、さまざまな動きが起こった。Intelが事業の撤退を明かし、関心は次の時代へと移行する。
次世代メモリの筆頭が消える【第4回】
非揮発性メモリ「Intel Optane」は、NAND型フラッシュメモリのような大成功を成し遂げることなく終わってしまう。何がうまく機能しなかったのか。
次世代メモリの筆頭が消える【第3回】
SSDとメモリのそれぞれの分野において、IntelにはOptaneで成し遂げたい変革があった。ただし幾つかのハードルが、Optaneの普及を阻んだ。
次世代メモリの筆頭が消える【第2回】
Intelは、「Optane」の製品群でメモリの“ある課題”を克服することを狙っていた。その意図は、NAND型フラッシュメモリを搭載するSSDの台頭を想起させるものだった。
次世代メモリの筆頭が消える【第1回】
メモリに革新をもたらすことを目指していたIntelが、不揮発性メモリ「Optane」の事業を終わりにすることを明らかにした。この衝撃の発表の背景にある、半導体分野の変化とは。
データが増え続ける末路【後編】
ストレージに空き容量がなくなれば、業務は正常に回らなくなる。これから発生する可能性のある「ストレージ不足」に備え、何をしておくべきなのか。
データが増え続ける末路【中編】
世界に存在するデータ量が日々増える中で、ストレージ不足が発生する可能性がある。それによって生じる影響を、3つのシナリオで考える。
データが増え続ける末路【前編】
このままデータが増え続けた場合、何が起きるのか。これは楽観できる問題ではない。企業は将来のデータ保管の方法を真剣に考えなければならない。
NANDフラッシュの世代交代はいつ?
NANDフラッシュはメモリ市場で優位に立っている。だが、コストとスケーリングの限界により、徐々にIntelの「3D XPoint」などの新たなテクノロジーにその立場を明け渡すことになるだろう。