オンラインワープロ「Writely」を使ってみました
オンラインで「Word」のように使える無料サービス「Writely」が、再び一般登録可能になった。Web上にある利点を生かして、他の人と共同で文書を編集したり、Webに公開したりしてみよう。
オンラインワープロサービスのWritelyが、18日から登録すればすぐに使えるようになった。Writelyは、無償でWordのように装飾した文書を作成できるのはもちろん、Web上のサービスであるため、他の人と共同で編集したり、作成した文書をWebにすぐ公開できることが大きなメリットだ。さっそく活用してみよう。
新規登録から新規文書の編集まで
そのほか、Writelyの編集でできること、できないことを挙げてみよう。
- InsertタブからImageを選択し、PC内にある画像ファイルを選択することで、画像の埋め込みができる。
- InsertタブからTableを選択することで、テーブルを作ることはできる。列数と行数を指定し、縦横の長さも指定できる。
- Wordにある「罫線」機能はない。つまり、指定した点から点へと一本の線を引くことはできない。ただし、「罫線」機能を使ったWordファイルを読み込むと、縦と横の線はWritelyに反映され、斜めの線だけは消えてしまう。
- 編集画面にある地球のアイコンをクリックすると、URLやWritelyドキュメント、電子メールアドレスへのリンクを張ることができる。
- 印刷時の上下左右の余白などの設定はできない。
自分のPC内にあるファイルのアップロード
なお、日本語のファイルをアップロードするときは注意が必要だ。日本語で書かれたWordファイルをアップロードできることは確認したが、テキストファイルは文字コードによっては文字化けする。文字コードがShift-JIS、EUCの日本語テキストファイルは文字化けし、UTF-8の日本語ファイルだけは読める状態でアップロードできた。
共同作業者を招待する
オンラインサービスであるWritelyと、Wordのような個人のPC内にあるソフトウェアの大きな違いは、ネット上にある1つの文書を複数の人が編集できることだ。自分(仮にAさんとする)が一緒に作業したいと思う人(Bさん)のメールアドレスを入力して招待すると、Aさんが作成して編集している文書をBさんも同じように編集できる。
ただし、まったく同時に編集すると「編集の衝突」が起こる場合がある。その場合は衝突したことを示すメッセージが出て、編集が無効になってしまう。
招待する側(Aさん)は以下のような操作を行う。
招待される側(Bさん)が編集に参加する方法は以下の通り。
編集した文書の公開
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