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第2回 江戸の都を自転車で──「市中引き廻し」ルートを疾走するオンラインのみで人は生きられるか(3/3 ページ)

先日の東京マラソンではないが、東京は改めて回ってみると新たな発見が多い街だ。Yahoo!で公開している江戸の古地図を元に、自転車で都内30キロメートルを回ってみた。

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16:28 浅草

 その外人さんとは本願寺のあたり(現在の田原町駅)のところで別れ、広小路を通って雷門通りへ。そうして雷門のところに着くと、さっきの外人さんが! 別の道を通っていても目的地は一緒だったらしい。


 ビールの泡をモチーフにしたアサヒビールのオブジェが見える交差点で6号線を北上。この道を今戸橋のところで折り返すのが目的だ。ただ、現在そこには橋がないらしい。そうして調べながらたどり着いた折り返し地点は、お寺でした。その名も待乳山聖天(まっちやましょうでん)。凄い名前だ。いや、他意はないですよ。ええ。


17:12 ゴール

 待乳山聖天で折り返し、そのまま6号線を南下。そして、そのまま小伝馬町の十思公園でゴール。晴れて市中引き廻しルート制覇!

 途中で迷ったりしたせいか、サイクルコンピュータを見ると総走行距離は30.8キロメートル。Yahoo!に載っていたよりも2キロほど多い距離を走ってしまったようだ。でも、楽しかった。タモリさんもあまりの楽しさにほかの人が歩くのをやめた後もバスで回ったそうだけど、その気持ちがよく分かる。今度は「鬼平ゆかりの地巡り」でもしようかなぁ。

筆者:杉村 啓

IT系テクニカルライター。WindowsでもMacでも何でもこいのオールマイティー型。主に初心者向けの記事を得意にしています。最近は自転車の本を書いたり、アニメ料理評論家という肩書きがついたりと、自分でも何者なんだかよく分からなくなってきていたりして。デジタルガジェット好きが災いし、持ち歩く荷物が多くなりすぎてしまったことから、オンラインサービスでいろいろ済ますことができれば荷物が減るのではないかと思い、あれこれ画策中。


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