プロジェクター画面への書き込みを合成して保存できるホワイトボード:ISOT 2007
プロジェクターを使った会議を変える──。プロジェクターの投影画面と、ホワイトボードに手書きした文字の両方を合成してPCに保存できるホワイトボードが登場。
ホワイトボードでプロジェクターを投影して会議。当然、映し出した画面に文字を書き込んだり、値を修正したり──。こんなとき、プロジェクターの画面とホワイトボードに書き込んだものを合わせて保存したいと思ったことのある人は多いはず。
プラスのグループ会社であるプラスビジョンは、これを可能にするホワイトボード「キャプチャーボード」を開発。8月下旬から販売を開始する。
プロジェクターをつないだPCに、キャプチャーボードをUSBで接続。キャプチャーボードに書き込まれた文字と投影されているプロジェクターの画面を合成して、画像ファイルとして保存できる。
「プロジェクター画面の中の強調箇所や修正箇所も、手書きで書き込めばそのまま保存できる。ボードの余白部分には、決定事項やアクションプランを書き込んでおくこともできる」
キャプチャーボード自体は、スクリーンが回転して書き込まれた文字をスキャンするタイプのホワイトボード。プロジェクターを投影することを前提に、プロジェクターの光が当たっても光ってしまうことがない素材を使った。最初にプロジェクターの位置決めをするため、画面の4隅にマーカーで丸を付けて場所を認識させる必要があるが、キャプチャーボード以外に特別な機材は必要ない。基本的にどんなプロジェクターでも接続できるという。
手書きされた文字は1ミリあたり2.4ドットの解像度で読み込み、プロジェクターの投影画面と合わせ、高解像度の画像として保存される。
価格は同タイプのコピーボードよりも3割ほど高い25万8300円。
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