長さ2倍の幅広クリップで“挟み力”をアップ──コクヨの掲示用クリップボード:仕事耕具
コクヨは、長さ2倍の幅広クリップで挟む力を向上させた掲示用クリップボードを発売する。立ちながら書き込むときだけでなく、共有書類を1カ所に掲示するのにも便利だ。
コクヨS&Tは、書類をクリップできるクリップボードの新製品として「クリップボード<ワイドクリップ>(マグネット)」と「クリップボード<ワイドクリップ>」の2製品を8月10日に発売する。
2製品ともに壁にかけられる掲示用製品。クリップボード<ワイドクリップ>(マグネット)は、裏面にマグネットを装備しており、スチール製の棚などに貼り付けられる。クリップボード<ワイドクリップ>は、フックなどで吊り下げるられるように大型の金属製ワイヤーを付属した。
いずれもサイズは236×326×8ミリ(幅×高さ×厚み、クリップ部22ミリ)のA4縦型と、325×239×8ミリ(同22ミリ)のA4横型の各2種類。通常、A4サイズのクリップボードには短辺に120ミリ程度のクリップが付属するが、今回の2製品には、挟んだ書類の端がめくれたり折れたりしないように、用紙を端まで押さえることが可能な幅広タイプ(230ミリ程度)のクリップを採用した。
紙との接面部にはゴム製の滑り止めも用意し、従来に比べて保持力が2倍以上に向上したという。本体下部にも書類がめくれにくいようにゴムバンドを付属した。このほか、軸径11ミリまでの筆記具を固定できるペンホルダーも付いている。
コクヨでは「クリップボードは立ちながら筆記する用途に使用されることが多いが、勤務シフト表や書類の管理台帳など共有書類を1カ所に掲示しておきたいという要望も多かった」としている。
それぞれ青、ライトグレー、赤の3色を提供する。価格はクリップボード<ワイドクリップ>(マグネット)が682円、クリップボード<ワイドクリップ>が630円。
関連記事
- クリップボードの進化形――カバー付クリップファイル
立ちながら記述する時に下敷きとしても便利なクリップボード。とはいえ、従来の製品はむき出しのため書類を傷めやすかった。カバー付のクリップボードがあれば――。 - ナカバヤシ、ディスプレイ棚を組み合わせた木製イーゼル
- プロジェクター画面への書き込みを合成して保存できるホワイトボード
プロジェクターを使った会議を変える──。プロジェクターの投影画面と、ホワイトボードに手書きした文字の両方を合成してPCに保存できるホワイトボードが登場。 - スキャナ付きホワイトボードには2種類あるのをご存知?
会議で大活躍のホワイトボード。特に最近、需要を伸ばしているのはスキャナ付きタイプだ。スキャナ付きホワイトボードは2種類あるのをご存知だろうか――。 - 心に残るプレゼンを――マイマーカーのススメ
何かを説明するときに、ホワイトボードがあれば話が早い。会議の場でも、ホワイトボードが用意されていることが多いはずだ。筆者は、自分のマーカーとイレーザーを持参するのだ。 - デスクの上や両サイドを有効活用――セキュリティ対策も
デスクの上や両サイドをうまく使いたい。できれば単なる棚ではなく、セキュリティ対策も万全な製品がほしい――。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.