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静止画にセリフや落書き──オンラインサービス「わらたま」
アップロードした画像にセリフを挿入したり、落書きできる「わらたまβ」が8月29日に正式に公開となる。アップロードした画像をテンプレートにして、オンラインで画像を編集できるのが特徴だ。複数枚の連続画像を編集できるので、4コママンガのようなストーリー性のある作品や、オチをつけた作品も作れるという
奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)の学生らによる「チームわらたま」は、アップロードした画像にセリフを挿入したり、落書きできる「わらたまβ」を8月29日に正式発表する。すでにWebサイトはオープンしており、無料で利用できる。
わらたまβでは、アップロードした画像がテンプレートとして公開され、セリフの挿入機能や落書き機能を用いてオンラインで画像を編集できる。複数枚の連続画像を編集できるので、4コママンガのようなストーリー性のある作品や、オチをつけた作品も作れるという。
チームわらたまでは、すでにα版を7月中に公開。その後、同チームが参加した大手町ビジネスイノベーションインスティテュート(OBII)のワークショップで提案された機能改善を盛り込みβ版の公開となった。
チームわらたまによれば、「YouTubeやニコニコ動画のように動画系サービスが次々とリリースされる中、静止画のサービスがあまりないことに着目。昔、教科書に載っている写真に落書きしたり、セリフを書き込んだりした遊びにヒントを得て考案した」という。「わらたま」という名前には、「編集前のありふれた画像は“笑いのたまご”。ユーザー同士のコラボレーションによって、大きな笑いに育ててほしいという願いをこめた」としている。
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