マウスを長時間快適に操作したい場合、マウスを机の手前寄り、なるべく体の近くに配置するのが1つのセオリーだ。手前にマウスを置くと、背中をもたれた状態でマウスを操作できるので、長時間操作していても疲れにくい。それに、ディスプレイとの間に適度な距離を維持できるため、目にもやさしいのだ。すでに何度か紹介しているアームレストも、無理のない姿勢で肩こりを解消するという目的以外に、こうしたリラックス効果も期待できるのである。
今回紹介する「マウスパッド付アームレスト」も、同様の効果を持つ製品であるが、過去に紹介した製品と違うのは、デスクだけではなくチェアにも取り付けられること。チェアに取り付けられる分だけマウスを手前に配置できるため、さらにリラックスした姿勢でマウスを操作できるのである。
取り付け方は、チェアのひじかけに対して、ネジで上下からはさみ込むだけ。ひじかけのサイズや構造によっては固定できない場合もあるが、その場合はデスクに取り付ければよい。2WAYタイプの製品ならではの便利さだ。
表面は、マウスの操作に適したウレタン素材になっており、上にマウスを載せて使用する。完全にひじをつけた状態でマウス操作が行えるので、肩が凝って困るという人におすすめできる。十分な面積(45.4×20センチ)なので、机上がせまくてマウスの操作スペースの確保に困っているという場合にも有効だ。
チェアに取り付けた場合の難点は、操作をしている姿勢があまりにもリラックスしすぎていて、仕事をしているように見えないこと。また、キーボードとマウスの間が離れてしまうので、キーボード操作の割合が多いと腕を動かすのが億劫になってしまう。作業の効率化を図るためというよりは、作業の合間のネットサーフィンに向いているとも言えそうだ。
製品名 | 実売価格 | 販売 |
---|---|---|
マウスパッド付アームレスト | 2980円 | 上海問屋 |
関連記事
- LifeHack(ライフハック)
- 続・アームレストでマウス操作の負荷を下げる
マウス操作の負荷を下げ、肩コリを軽減してくれるアームレスト。今回は、引き出し付きの机にも取り付けられるタイプの製品を紹介しよう。 - アームレストでマウス操作の負荷を下げる
マウス操作時にヒジが浮いた状態だと、肩に負担がかかって疲れる。こうした場合はアームレストを使うとよい。結果的に肩コリの軽減にも効くかもしれない。 - デスクスペースを有効に──ノートPCスタンドのおまけにブックスタンドを使う
ブックスタンドに興味はあるが、それど頻繁に使わない──。そんな人にもオススメできる2WAY製品がサンワサプライのマルチデータホルダーである。 - キーボードを立てて作業スペースを確保する
業務でノートをとったり、もしくはお昼の弁当を広げたりと、キーボードの手前にちょっとした作業スペースがほしいことはよくある。 - デスク下にフットレストのススメ
足元が空いていると、どうしても荷物を置きたくなってしまう。ダンボールやらなにやらで雑然としている方も多いだろう。そんなときはフットレストを置いてみよう。荷物も置きにくくなるし、姿勢もよくなる。肩こりや腰痛にも効果があるかもしれない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.