アームレストでマウス操作の負荷を下げる:3分LifeHacking
マウス操作時にヒジが浮いた状態だと、肩に負担がかかって疲れる。こうした場合はアームレストを使うとよい。結果的に肩コリの軽減にも効くかもしれない。
一般的なオフィス用デスクは、奥行きが70センチメートルであることが多い。この70センチというスペースの奥にディスプレイ、手前にキーボードやマウスを置いた状態で、常日頃デスクワークに勤しんでいるわけである。
多くの人は、文字入力がしやすいよう、キーボードを机の中央よりもやや手前寄りに置いて使用している。マウスはそのキーボードの横か、あるいはさらに手前寄りに置かれる。実際にやってみると分かるが、マウスがキーボードよりも奥に置かれていると、キーボードとマウスを交互に操作するのは困難なので、こうしたレイアウトにならざるを得ない。
デスクの奥行が70センチと限られている以上、こうしたスペースのしわ寄せは手前、つまりマウスに来る。そもそもマウスというデバイス自体、前後左右に動かして使用するものであり、スムーズな操作には一定の操作スペースを必要とする。キーボード周辺の操作スペースが狭い場合、マウス操作時にヒジが浮き、不自然な姿勢を強いられる。二の腕や肩に負荷がかかる状態が長時間続くと、肩コリの原因にもなりかねない。
こうした状況を解消してくれるのが、プラスから発売されているGarageブランドの「アームレスト 350」だ。これはデスクの手前に取り付ける補助テーブルというべき製品。デスクに装着すると手前にヒジの置き場所を確保できる。長時間のマウス操作でも腕やヒジが疲れなくなるわけだ。本体はマウスパッドと一体化しており、アームレスト上でマウスを操作する格好になる。
似たコンセプトの製品は市場にいくつかあるが、本製品はその中でも全長約50センチとリーチが長く、ヒジ全体をテーブルの上に乗せて使用できる。実売8820円と安いわけではないが、作りはしっかりしており、剛性感も高い。一度使うと手放せなくなる製品だ。日頃からマウス操作が多く、肩が疲れる、もしくは肩コリに困っている人は試してみるといい。
注意したいのは、締め具でデスクの天板を挟み込む構造上、引き出し付きのデスクには装着できないこと。引き出しを外して取り付ける方法もあるが、会社で利用するにはあらかじめ机の構造を確認しておいたほうがいいだろう。
製品名 | 実売価格 | 発売元 |
---|---|---|
アームレスト 350 | 8820円 | プラス |
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