「考える仕事」の見通しを立てるには?【問題編】:シゴトハック研究所
締め切り間際になって火が付く、いわゆる“やっつけ仕事”を防ぐにはどうしたらいいか。IT商事でも議論沸騰です。そのヒントとは?
マサヨシ課長より紙に書いて考える方法を伝授されたカホコさん。早速始めてみたものの、新たな壁にぶつかったようです。
カホコさん 課長、先週教えていただいたやり方で早速やってみたんですけど……。
マサヨシ課長 ウム。で、どんな感じだい?
カホコさん ハイ、書き出すことで今までもやもやしていたことがクリアになった感じがします。ただ、1つ気になっているのは、いったいどれぐらいの時間を取ればいいのか見通しがつかないことなんです。
マサヨシ課長 つまり、スケジュールが立たない、ということかな?
カホコさん ええ。今回の仕事に限らず、提案書を作ったりプレゼンの準備をしたりするような仕事にも共通するんですけど、どうもこういう仕事は苦手なんだな、と。
ヒロシ主任 確かに、「ここまでやったら終わり」という目標が見えづらいよね。
タカフミ君 そうそう。そして締め切り間際になって「やるしかない!」って火がついてものすごい勢いでやる。
ヒロシ主任 「やっつけ仕事」ってやつだね。
カホコさん そうなんです。どうすれば「やっつけ仕事」を防げるかが問題なんです。
マサヨシ課長 なるほど。要するに「考える仕事」を後回しにせず、どんどん考えを進めていくための方法が必要ということかな。
タカフミ君 あっ、そうですね。どんどん考えを進めていくための方法、いいですね。
マサヨシ課長 ちなみに、考えが進まないのはなぜだと思うかね?
タカフミ君 うーん、うーん……。
ヒロシ主任 お、タカフミ君の考えが進んでいない(笑)。
カホコさん 考えが進んでいるのか止まっているのかが分からないからですか?
マサヨシ課長 その通り。無理やりにでも「考えが進んでいる」という認識を作る必要があるんだ。
タカフミ君 うーん、分かりません!
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