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SLから最新のぞみまで“増発”、トンボが「電車鉛筆」第2集を限定発売仕事耕具(2/2 ページ)

車両イラストを側面に施し、列車の車両に見立てた「電車鉛筆」。精巧なラインが人気のこの鉛筆に、ゆうづる、SLやまぐち号、スーパービュー踊り子、のぞみ、北斗星ほか新旧JR8種が“増発”。元少年から現少年まで、幅広く心をつかみそうだ。

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JRから設計図を借りて製図。こだわりのデザインスケッチ

 最も心血を注いだのは、四角い鉛筆の3面に描かれた車両スケッチだ。

上が583系はつかり・はくつる・ゆうづる、下がN700系のぞみ
上がE231系東海道線/東北・高崎線、下が500系のぞみ

上が251系スーパービュー踊り子、下がC57+12系SLやまぐち
上がEF81+24系北斗星、下が113系2000番代(湘南色)

 「電車鉛筆」は、電車に見立てた四角い鉛筆の3側面に、車両が精巧にスケッチしてある。しかしこのデザインにすぐにたどりつけたわけではない。実物はもちろん、図鑑などのスケッチも参考にした。最終的にはJRから設計図を借り、ようやくラインが起こせたという。だが鉛筆はあくまで身近な文房具。リアルさが命の鉄道模型とは違うから「個所によっては、オリジナルで書き起こした部分もあります」。

 さらに印刷では、線の太さや印刷の加減により、細いラインや「JR」など小さい文字がつぶれたり、にじんだりしてしまう。そこでドライオフセット印刷という印刷手法を駆使し、ラインがキレイに出るまで何度も試行錯誤を繰り返した。

 実はトンボでは、サンケイスポーツが駅構内や鉄道博物館などで限定発売している15色の電車色鉛筆シリーズを、2003年まで製作している。今回のシリーズでは、そのときは実現できなかった細いラインを出すことに成功した。

 さらに「電車鉛筆」は、模型のように飾っておけるよう、飾り用パッケージも付いている。そしてパッケージ裏には、電車の豆知識が書いてあったり、パッケージに置かれた“車両”をとると、下に“レール”が描かれていたりと、この鉛筆を通して電車の世界を存分に楽しめるよう仕掛けがしてある。

 最前車両の車掌室のガラスにへばりついて、どこまでも続くレールや風景を食い入るように見ていた元少年には、ノスタルジックな商品だ。

第1集 車両名
01 E4系Max やまびこ・なすの
485系0番代 ひたち
02 E954系 FASTECH360S
253系 成田エクスプレス
03 C57 180+12系 SLばんえつ物語号
E257系 わかしお・さざなみ
04 E231系山手線
EF81+E26系 カシオペア

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