スキャナやコピーと“合体” 複合機になるエプソンのカラープリンタ:仕事耕具
セイコーエプソンは、A3フルサイズ対応のカラープリンタ「LP-S7500シリーズ」を発売する。同時期に発売するスキャナやコピーユニットと接続することで、複合機としても使える。
セイコーエプソンは6月3日、「オフィリオプリンタ」シリーズの新製品「LP-S7500シリーズ」を発表した。標準モデルのS7500と、両面印刷ユニットを備えたS7500R、PostScript3を搭載したデザイン・建築分野向けモデルの7500PSをそろえ、価格はそれぞれ20万9790円、24万1290円、34万6290円。7月中旬から順次発売する。
LP-S7500は、A3フルサイズ(311.2×457ミリ)対応のカラープリンタ。A3対応スキャナ「ES-H7200」や、コピーユニット「CS-9200」と専用ケーブルで接続することで、複合機としても使える。
「高スペックで高価格な複合機はいらない、というSOHOや中小企業向けの製品」(セイコーエプソン)。オフィス内で部署ごとに設置するような使い方も想定しており、まずはプリンタを導入して、その上でニーズがあればスキャナやコピーを追加できるという拡張性の高さを重視したという。
色材とワックスが均等に混ざり合った「乳化重合トナー」を新たに採用し、画像の色再現性も向上。デザイン・建築などの専門分野向けモデルである7500PSには、アドビシステムズのPostScript3を搭載した。
印刷速度は毎分モノクロ26枚/カラー26枚(A4ヨコ印刷時)で、給紙容量はMPトレイに100枚、用紙カセットに250枚の計350枚、長尺用紙や厚紙などにも印刷できる。インタフェースは100BASE-TX/100BASE-T マルチプロトコルEthernet、IEEE1284双方向パラレル、Hi-SPEED USBを備える。サイズは648×608×477ミリ(幅×奥行き×高さ)で、重さは60キロ。
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