10万円でWXGA、エプソンの新型モバイルプロジェクタ:仕事耕具
セイコーエプソンは8月21日、3LCD方式のモバイルプロジェクタ「EB-W6」「EB-X6」の2機種を発表した。プロジェクタを初めて購入するというユーザーに向けて、低価格ながら使いやすさを重視したという。
セイコーエプソンは8月21日、3LCD方式のモバイルプロジェクタ「EB-W6」「EB-X6」の2機種を発表した。発売は9月中旬で、価格はEB-W6が10万4800円、EB-X6が8万9800円。
プロジェクタを初めて購入するというユーザーに向けて、低価格ながら使いやすさを重視したモデルだという。USBケーブルでPCと接続するだけで、PC側で画面の出力設定をしなくても投影を開始できる「USBディスプレイ機能」を搭載。また、レンズ部には、エプソンのプロジェクタの特徴であるスライド式レンズカバーを備え、カバーを閉じるという簡単な操作で映像や音声を一時的に中断できる。
EB-W6は輝度が2000ルーメンで、解像度は1280×800ピクセルのWXGA。音声出力として7ワットスピーカーを内蔵する。また、デジタルカメラやSDカード、USBメモリをPCを介さずにプロジェクタ本体に直接接続することが可能で、JPG形式の画像データをスライドショーとして投影できる。EB-X6は輝度が2200ルーメンで、解像度は1024×768ピクセルのXGA。1ワットスピーカーを内蔵する。いずれも自動台形ゆがみ補正機能を搭載する。
インタフェースとしてミニD-Sub15ピン端子、アナログコンポジット端子、Sビデオ端子、HDMI端子を備える。このほか、EB-W6はUSB A/B端子とSDカードスロット、EB-X6はUSB B端子でも接続できる。
いずれもサイズは327×245×92ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは2.8キロ。本体にはリモコンと各種ケーブル類のほか、ソフトキャリングケースが付属する。
関連記事
- グッズ/ツール
- 手のひらサイズで190グラム 3万円台の超小型プロジェクタ
海連の発売する「プロジェクタ X Pro920」は本体が本体は90×80×44ミリ、重さは190グラムと超小型サイズ。1メートル離れた距離から25インチの画面を投影できる。 - “手のひらプロジェクタ”を試してみる(その1)
先日紹介した海連の液晶プロジェクタ「X Pro920」は、手のひらに乗るほどの超小型サイズ。さっそくサンプル製品を借りて試してみた。 - WXGAを10万円で デルの液晶プロジェクタ「1609WX」
デルは、液晶プロジェクタの新製品「デル 1609WX」を発売した。同社のプロジェクタとして初めて、WXGAの解像度に対応している。 - エイサー、A4の半分サイズで重さ1.2キロのモバイルプロジェクタ
日本エイサーは、DLPプロジェクタ「P3250」「P5280」を7月11日に発売する。P3250は重さ1.2キロ、幅×奥行きのサイズは「A4用紙の約半分」とコンパクトで、モバイル向けのモデルだ。 - NEC、世界最軽量プロジェクタの後継機 静音性と色再現性を向上
NECディスプレイソリューションズは、データプロジェクタ「ビューライトシリーズ」として「NP61J」を7月下旬に発売する。重さ1.6キログラムと明るさ3000ルーメンの製品では世界最軽量だった「NP60J」の後継機。 - カシオの「スーパースリムプロジェクター」に3000ルーメンモデル
カシオは、世界最薄の「スーパースリムプロジェクター」に新製品を追加する。従来のモデルのスリムさはそのままに、高輝度モデルと高い色再現性を持ったモデルを用意した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.