「早川式繰出鉛筆」から「クルトガ」まで:読者から見たBiz.ID
先日行ってきた三菱鉛筆の製品発表会で、 芯がくるくる回るシャープペン「クルトガ」の動画を撮影してきました。記事の最後には、シャープペンに関するちょっとしたトリビアもありますよ。
Chrome、クローム、くろーむ……先日のアクセスランキングでも書きましたが、世間はGoogleの公開したWebブラウザ「Google Chrome」の話題で持ちきりです。……なんてことはたぶんないのでしょうが、テレビも見ないし新聞も取っていない筆者としては、周囲がChromeの話ばかりしているので、ついつい世間でも盛り上がってるように錯覚(?)してしまっているのかもしれません。
とはいえ、Biz.IDで掲載したChrome関連の記事には、メールやはてなブックマークで多くのコメントが寄せられております。「“遊び用ちょろめ”と“仕事用Chrome”を使い分ける」のはてブには、「ちょろめだよー」「ちょろめじゃないよー」「くろめ派」など、Chromeの愛称に関するコメントがちらほら。「wwwあんたただちょろめって言いたいだけとちゃ(略」というコメントには、「鋭い!」とここで返答しておきましょう。
芯がくるくる回るシャープペン「クルトガ」
話は変わって、先日、三菱鉛筆の製品発表会に行ってきました。興味深い新製品がたくさんあったのですが、残念ながらまだ公開の許可が下りません……。せっかく行ってきたのに何もお伝えできないというのもさみしいので、今回は以前紹介して注目を集めたシャープペン「クルトガ」の動画を公開したいと思います。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
どうですか? こんな風に文字を書くたびに芯が回転して、均一に摩耗していくことで、常に細く濃い線が書けるのだそうです。
クルトガ紹介記事のはてブには、「うっわー、こういう無駄に(?)凝ったギミック大好き!」「この価格とこの細さにびっくりした。」といったコメントが付いていましたが、文具って「無重力でも書けるボールペン」とか「ダイヤを配合したシャープペンの芯」とか、やたらとすごそうなものでも数百円で買えちゃうのが面白いですよね。
最後にシャープペンに関するトリビアを1つ。日本で「シャープペン(シャープペンシル)」と呼ばれているものは、英語圏では「mechanical pencil:メカニカルペンシル」や「propelling pencil:プロぺリングペンシル」と呼ばれています。これ、実は日本でも別の呼び方があるのです。それはずばり「繰出(くりだし)鉛筆」。
Wikipediaの「シャープペンシル」の項目によれば、「1915年、早川金属工業(現在のシャープ)の創業者である早川徳次は、本業の傍ら金属製繰出鉛筆を発明、「早川式繰出鉛筆」として特許を取得した。」とのこと。この早川式繰出鉛筆を改良して発売したのが「エバー・レディ・シャープ・ペンシル」で、今や液晶テレビなどの家電製品で有名なシャープ株式会社の社名は、この製品に由来するのだとか。知ってました?
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