心得を意識に擦り込む仕組み【チュートリアル編】:シゴトハッカーズ(2/2 ページ)
自分を理想とするスタイルにする“養成ギプス”といえるのが、心得やクレド。前回の対談の内容を元に、より具体的な方法を見ていきましょう。
はてなダイアリーで4行日記をつける
4行日記とは、事実(あったこと、やったこと)、気づき(事実に対して気づいたこと)、教訓(気づきを受けて今後どうすべきかの方針)、宣言(教訓を守って行動している自分をイメージする一言)という4つのパートからなる日記の書き方です(『一日5分奇跡を起こす4行日記』が詳しい)。
筆者は「はてなダイアリー」(ほかの人が見られないプライベートモード)を使って、4行日記を2年以上続けています。この中で、「教訓」のパートは日々の仕事や生活の中から自分が見つけ出した心得の素となるものですから、毎週「教訓」を中心に振り返ることで、文字通り教訓を生かすことができます。
はてなダイアリーは記事をメールで投稿することができる。4行日記のパートごとにカテゴリー([ ]で囲む)を割り当てて書く。
投稿結果は、パートごとに表示される。
例えば、「教訓」だけを振り返りたい場合は、「教訓」カテゴリーをクリックすると、「教訓」だけを抜き出して読み返すことができる。
単語カードを使う
いつでもどこでも振り返るユビキタス性を求めるなら、紙を使うのも1つの方法です。紙のノートでもよいのですが、定期的に入れ替えながら使いたい、あるいはランダムに振り返りたい、という場合に「このへんに書いてあったはず」という記憶がかえって邪魔になることがあります。
そこで、受験生のような単語カードを使います。新たに気をつけるべき心得をカード化して追加する一方で、十分に意識できるようになったり、優先度が低くなった心得があれば、適宜リングから外していくことで、常にフレッシュな心得を持ち歩くことができます。
オモテ面に心得を書く。
ウラ面は、その心得に込めた思いや補足説明。
フランクリンの十三徳の1つ。
ウラ面に、自分なりの解釈を加える。
いろいろとご紹介しましたが、大事なことは継続すること。無理なく続けられる方法で取り組んでみてください。
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