PFUのビジネス向けスキャナ、10万円超の画像処理ソフト標準バンドル:仕事耕具
PFUのイメージスキャナ「fiシリーズ」に米Kofax製画像処理ソフト「VRS(Virtual ReScan)」が標準でバンドルされることになった。バンドルモデルの価格は現行通り。なお、ScanSnapや一部fiシリーズにはバンドルしない。
PFUは10月14日、国内で販売するイメージスキャナ「fiシリーズ」に米Kofax製画像処理ソフトウェア「VRS(Virtual ReScan)」を標準バンドルすると発表した。バンドルモデルの価格は現行通りで、出荷は10月31日から。なお、ScanSnapや一部fiシリーズにはバンドルしない。
バンドルするソフトウェアは、Kofaxの画像処理ソフトウェア「VRS 4.2 Professional for Workgroup / Production」(以下、VRS)。読み取った書類や帳票、伝票など原稿の状態を自動認識して補正する。ゴミや汚れ、画像つぶれなども自動処理し、見にくいスキャンデータを見やすくするという。「これまでは読み取りに失敗した場合、再度読み込ませる必要があった」(PFU宮本研一経営執行役)。対応OSは、Windows Vista/XP/2000となっている。
VRSの開発には元々PFUも関わっており、これまでもfiシリーズのオプションとして10万円〜40万円程度で提供していた。海外では2007年からVRSのバンドルモデルを販売。すでに30万台を出荷したという。
今回、PFUとKofaxではfiシリーズとVRSの同時利用で、紙文書の電子化のスピードアップと効率化を目指す。なお、ScanSnapシリーズや、fiシリーズのfi-6750S、iScanner fi-6010N、fi-5110C、fi-5015C、fi-60Fといった低速モデルにはバンドルする予定がないという。
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