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家の本棚の内容をネットから検索する【チュートリアル編】シゴトハッカーズ

新しいことを始めるには、「最初に思い描いた『素晴らしいゴール』をイメージするだけではなく、実際に目で見られるようにするといい」。その成果である、メディアマーカーを使った仕組みを紹介しましょう。

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 対話編で言及した「自分の持っている本がどこにあるかを確実に分かるようにする」という筆者(佐々木)が現在進めている「プロジェクト」について、その途中経過を写真でご紹介します。

 以下が完成予想図です。本棚の区画ごとに番号を振ります。


完成予想図。対話編で言及したように、ゴールを思い描くだけでなく目で見られるように“絵”に書き出した

 実際の本棚の様子です。作業机の背面に位置し、頻繁に使う本は、振り返ってすぐに手を伸ばせば届く場所に“配架”しています。ちなみに最上段に並ぶ色とりどりのクリアフォルダは、各種書類を「超整理法」の考え方(参考記事)に従って並べています。


机の真後ろにある、アクセスレベルの高い書棚

 本棚の各区画と書籍管理サービス「メディアマーカー」のタグとを対応させています。

書籍管理サービス「メディアマーカー」の筆者のラベル。「色+数字」で書棚の区画を特定

 例えば、以下は「灰3」の区画。ちなみにラベルは張ってはがせるタイプで無印良品より購入。この棚の奥に見える本は「灰3奧」です。


手前が「灰3」、奥が「灰3奧」

「灰3奧」で抽出したリストの一部。

 こうして、実際の本棚の内容と電子管理簿である「メディアマーカー」の登録内容とを一致させることによって、外出先でも本棚の“検索”ができるようになります。

 今度は本のタイトルから、自分の書棚のどこに本があるかを探り当ててみます。


今度は本のタイトルから、自分の書棚のどこに本があるか、検索をかけてみる

その結果、「赤3」にあることが判明

確かに「赤3」に『仕事は楽しいかね?』がある

 この方法の課題は、当然ですが、本棚の内容とメディアマーカーの登録内容とを常に同期させる必要があることです。自分ではきちんと管理できていたとしても、不在の間に誰かに本棚をいじられてしまうと、たちまち破たんしてしまいます。これについては今後の「プロジェクト」の検討課題としてとらえつつ、引き続き進めていきます。また進展があり次第、ご報告します。

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