“机の上”に電子文書を広げて管理する「DocuWorks 7.0」
富士ゼロックスは、PC内の電子文書とスキャンした紙文書を一元管理できるドキュメント管理ソフト「DocuWorks 7.0 日本語版」を発売する。電子文書に付せんやマーカー、スタンプなどの加工を行えるアノテーション機能などを強化した。
富士ゼロックスは、PC内の電子文書とスキャンした紙文書を一元管理できるドキュメント管理ソフト「DocuWorks 7.0 日本語版」を、12月1日に発売する。1ライセンスの価格は新規購入が1万5960円、アップグレード版が9030円。対応OSはWindows Vista/XP/2000。
WordやExcelなどのOfficeファイルや、紙文書をスキャンしたイメージファイルなどを、独自形式の「DocuWorks文書」に変換して管理する。ファイルは「DocuWorks Desk」と呼ばれるウィンドウ内にサムネイルで一覧表示し、自由に場所を移動して複数ファイルをクリップでまとめるなど、「机の上で紙文書を広げるような感覚」で電子文書を扱えるという。
DocuWorks 7.0では、表示した電子文書に付せんやマーカー、スタンプなどの加工を行えるアノテーション機能を強化。日時データと付せんデータをグループ化して日付印として文書に貼り付けるなどの操作が可能になったほか、アノテーション図形36種類、スタンプ11種類などを追加した。文書中に引ける線も直線のほか点線、破線、二重線などが使えるようになった。
大判図面の表示にも対応し、A0用紙を2枚つなげた2A0サイズや、2400×2400ミリの非定型図面も、等倍サイズでの印刷やサムネイル表示が可能となった。図面の一部を別ウィンドウでサムネイル表示する機能も搭載し、スクロールが必要な高解像度のファイルを効率的に処理できるという。
デジタル複合機「ApeosPort-IIIシリーズ」「DocuCentre-IIIシリーズ」との連携機能も高め、スキャナドライバがなくても、ネットワーク上の共有フォルダ内の文書をサムネイル表示できるようになった。また、表示した文書をDocuWorksのフォルダに取りこむなどの機能も搭載した。
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