ニュース
フェンリルのSleipnir最新版 プリインストールからマカフィー外す
フェンリルは、提供するWebブラウザの最新版「Sleipnir 2.8.4」を公開した。ページ読み込みを最適化することで処理速度が向上したほか、ActiveGeckoBrowserプラグインのプリインストールを廃止し、インストーラを簡素化している。
フェンリルは12月8日、提供するWebブラウザの最新版「Sleipnir 2.8.4」を公開した。ページ読み込みを最適化することで処理速度が向上したほか、ActiveGeckoBrowserプラグインのプリインストールを廃止し、インストーラを簡素化している。
2.8.4では、ページ読み込みに関する処理にチューニングを行い、処理速度が向上した。また、インストール作業を簡素化。GeckoエンジンをActive Xコントロールで利用するためのプラグイン「ActiveGeckoBrowser」のプリインストールをやめ、Roboformとマカフィー・ウイルススキャンの無料試用版もインストーラから外した。ActiveGeckoBrowserは、今後はSleipnir公式サイト上で配布する。
このほか、特定のバージョンのurlmon.dllで正常に動作しないことがあった不具合や、オプションのUserAgent設定で長めの文字列を入力すると、動作が不安定になることがあった不具合などを修正している。
関連記事
- フェンリル、Sleipnirの最新版を公開 IE 8利用時の不具合などを修正
フェンリルは、提供するWebブラウザの最新版「Sleipnir 2.8.2」を公開した。IE 8をインストールした環境で発生するおそれのある不具合などを修正している。「フレームスキン機能」を搭載した「Grani 3.5」も同時公開した。 - 「Opera 10」α版、描画エンジン刷新で体感速度を約30%向上
Opera Softwareは12月4日、Webブラウザ「Opera 10」のα版を公開した。新しい描画エンジン「Opera Presto 2.2」を採用。従来よりブラウジングの体感速度を約30%向上したという。 - 「日本の存在感示す」――トリプルエンジン「Lunascape5」の最新α版は海外向け
Lunascapeは、トリプルエンジンブラウザ「Lunascape5.0」のα3バージョンとして、英語版「Lunascape5 Genesis α3 」をリリースした。「今までソフトウェアの世界ではあまり日本が存在感を示せていなかった」と近藤CEO。 - Google、Chromeブラウザをアップデート
ブックマークのインポート・エクスポート機能などが加わった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.