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「頭の中」も「机周り」もすっきりするのがGTD今ならできるGTD

過去のGTD連載では「頭の中の気になること」に重点を置いて説明してきましたが、本来のGTDは物理的に気になるもの─―手をつけていない書類やいっこうに片付かない引き出し─―などを整理する手法でもあるのです。

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 今回、書籍のタイトルを「ストレスフリーの整理術」としたのは、GTDが頭の中だけではなく、机の周り、オフィスや自宅をすっきりさせるための手法だからです。Biz.IDの過去の連載では「頭の中の気になること」に重点を置いて説明してきましたが、本来のGTDは物理的に気になるもの─―手をつけていない書類やいっこうに片付かない引き出し─―などを整理する手法の方にページが多く割かれています。


頭の中だけじゃない――ストレスフリーの“整理”術?

 Biz.IDでは、紙とペンだけで気軽にGTDを体験できるため、「頭の中の気になること」について今まで説明してきましたが、GTDの効果を目に見える形で体感するには「物理的に気になるもの」から始めてもいいでしょう。

 物理的に気になるものを整理するには、物理的な箱(INBOX)が必要です。大きな箱を用意して、気になる書類、本、手紙、引き出しの中のものなどを放り込んでいきましょう。オフィスの机まわりをこうして整理していくだけでも、大きな箱がすぐにいっぱいになっていくことでしょう。

 そしてGTDの本に書かれているように1つずつ「処理」していきましょう。最初は「こんなに箱いっぱいのものをどうすればいいのだろう……」と思っていても、すぐに「思ったより簡単!」と思えるようになるはずです(1つ1つの「処理」には3〜4分しかかりません)。こうしてすべてを「処理」して「整理」したあとは、すっきりしたデスクと、気になるものがすべて整理された状態を手に入れることができます。そこまですっきり整理されていれば、目の前の作業に自信をもって没頭できるのです。

 Biz.IDの連載で「頭の中の気になること」を整理してみたけどいまいち正しい方法か自信がない……という人はこうした物理的な整理を試してみることがおすすめです。

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GTD | ToDo | 生産性 | 整理術 | ストレス | 仕事術


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