自戒のためのリストを作って、毎朝チェックする【チュートリアル編】:シゴトハッカーズ(1/4 ページ)
“Not To Do”のイメージで、自戒のためのリストを10個紹介しました。その詳細を、「うまくいった事例」「うまくいかなかった事例」とともに解説します。
対談編でご紹介した以下の10項目について、補足します。
- 午前中はメールチェックしない(佐々木)
- 仕事に取りかかる前に、当日に予定している仕事について、A〜Eの5つのランクをつける(大橋)
- タスク管理ツールを、安易に使い始めない(佐々木)
- 気が進まない仕事は3分または5分と時間を決めて、その時間だけはやる(大橋)
- 連続して仕事しない(佐々木)
- 思いつきをキャプチャーする仕組みを持つ(大橋)
- 最後までやり抜かないクセをつける(佐々木)
- 1日1回は時間を決めて誰かと話し合う場を持つ(大橋)
- 古いツールを捨てない(佐々木)
- 本を買ったら、まず「はじめに」と「おわりに」を読んでしまう(大橋)
1.午前中はメールチェックしない(佐々木)
【解説】
午前中にメールチェックするのは時間と精神力を無駄にする。
【うまくいった事例】
喫茶などで午前中仕事をしたさい、ネット環境がなくてはかどることが多い。
【うまくいかなかった事例】
緊急に近いメールが入ったとき、対応がやや遅れ気味に。
【実践のためのコツ】
メールチェックしたくなったら、その前にまず休憩する。
2.仕事に取りかかる前に、当日に予定している仕事について、A〜Eの5つのランクをつける(大橋)
【解説】
やるべき仕事の種類が増えると、その多さに圧倒されてしまいがち。ランク分けをして高いランクのものから片付けていくことで、時間の経過とともにプレッシャーも減っていくようにする。手が着けやすいからといってランクの低いものばかりをやっていると、プレッシャーは一向に減らないのに使える時間は確実に減っていってしまう。
【うまくいった事例】
ランクAの仕事に関する資料だけを持ち出して会議室にこもる。
【うまくいかなかった事例】
どの仕事もランクAになってしまうような状況では身動きが取れなくなってしまう。
【実践のためのコツ】
ランクづけをする前に、自分がやらなくてもいい仕事はないか、そもそもやらなくてもいい仕事はないかを時間をかけて吟味する。ランクづけはやるべき仕事を際立たせるための手段であって、仕事を片付ける魔法ではない。
3.タスク管理ツールを、安易に使い始めない(佐々木)
【解説】
タスクの記録が分散し、やるべきことがはっきりしなくなる。
【うまくいかなかった事例】
階層機能のないタスク管理ツールに一元化しようとすると限界に突き当たる。
【実践のためのコツ】
現在使っているタスク管理ツールの、すべてのタスクを移行する時間と手順を想定しておく。
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