Offline Gmailはいかにして「どのメッセージをダウンロードするか」を判断するのか?
先日のリリース以来、注目を集めているOffline Gmail。アカウントにあるすべてのメッセージをダウンロードするのではなく、新たなアルゴリズムによって「興味をひかれないようなメールはダウンロードしない」というルールを適用しているらしいのです。
先日からネットの世界を騒がせている「Offline Gmail」ですが、もうトライしてみましたか?
この新しく始まったサービス、アカウントにあるメッセージの100%をダウンロードするわけではなく、ダウンロードされるメッセージの合計数は1万通くらいとなっているそうです。
Gmailのプロダクトマネージャー、トッドジャクソンさんはCNETのウェブウェアに、この「メール1万通」の数字を発表。Gmailに携わるGooglerも、同じくらいの予測を出してます。なんでも、新しい「発見的な」アルゴリズムを使うことにより「興味をひかれないようなメールはダウンロードしない」というルールを適用しているらしいのです。
そのルールを簡単に説明すると
Offline Gmailは、対象となる期間を推測し、その対象内の全てのメッセージのうち1万通ほどをダウンロード。ラベルの中でも、あまりサイズの大きくないもの、最近更新されたもの、履歴が長いもの、スターが付いているもの、および下書きなどは確実に同期されます。ラベルが付いていないゴミ箱やスパム、あまり読まれていないラベルがついたものは同期の対象とはなりません。
きちんとした説明は同期方法に関するオフィシャルポストからの引用をどうぞ。
同期はメールの日付に基づいて行われます。システムは「いつからいつまでを対象とするのか」の予測を行い、約1万のメッセージをダウンロードします。平均的なユーザの場合、これは数年分のメールに値します。
さらに200通を超えないラベルの付いたメール、30日以内に少なくとも1通のメールを受け取ったラベル、予測された対象期間内ではないメッセージがある場合、全てのメッセージをダウンロードします。多くのユーザにとって、ラベルのリストはスターが付けられたものおよび下書きを含みます。
最後に、システムはダウンロード対象に含まれないメールのラベルのリストを決定します。例えば、ごみ箱や迷惑メールは常にこのリストに含まれます。また読まれていないメッセージを多く含むラベルもダウンロード対象にはなりません(未開封率が99%以上の場合)。なので、このリストに含まれているラベルだけが付いているメッセージはダウンロードされません。通常、ごみ箱に入っているメッセージはダウンロードされませんが、「アルファ」ラベルが付いているメッセージはごみ箱に入っていてもダウンロードされます。
この機会にGmailアカウントの整理整頓を行ったり、受信トレイを空にして、ラベルシステムの改善を図ったりするユーザも多いかと思いますが、ローカルにバックアップされるメッセージが1万通、というのは実用性を考えると十分なのでしょうか?
あなたのメールスタイルと照らし合わせてみてどんな印象でしょうか?コメントで教えて下さい!
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