あやしいサイトの“素性確認”サービスがケータイサイトに対応
Webサイトやメールアドレスの“素性”を確認できるサービス「aguse」が、携帯電話向けサイトの調査に対応。現在のところ携帯端末からの利用には未対応で、PCから利用する。
アグスネットは、Webサイトやメールアドレスの“素性”を確認できるサービス「aguse(アグス)」に、「携帯電話向けサイト調査機能(機能制限有り)」を追加した。現在のところ携帯端末からの利用には未対応で、PCから利用する。
aguseは、サイトのURLに関連する基本的な運営者情報のほか、サイトのスクリーンショットや、サーバの所在地をGoogleマップで表示してくれるサービス。サイトのドメインが国内外のブラックリストに掲載されているかどうかも一覧表示する。
今回追加したのは携帯電話向けサイトの調査機能。プルダウンメニューからNTTドコモ/au/SoftBankの通信キャリアを選択し、URLを入力すると、PCサイトと同様にサイト情報やスクリーンショットなどを表示する。選択したキャリアのユーザーエージェントを使ってサイト情報を取得する仕組みのため、PCからのアクセスをブロックするような設定のサイトでもスクリーンショットを取得できるという。ただし、「キャリア毎のIP割り当てによる制限によって調査できないサイトもある」(アグスネット)ため、現在は「機能制限有り」版としての公開としている。
aguseではこのほか、調査時にほかのサイトに飛ばされてもサイトを追いかけていき、最終的に行き着いたサイトを調査できる機能などを強化。ユーザーとのコミュニケーションを図る目的で新たに掲示板も設置した。
アグスネットは「現在はPCからの閲覧のみに対応するが、将来的には携帯電話からの閲覧にも対応し、IP制限によって調査できない問題も解決したい」としている。
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