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コンパクトドキュメントスキャナ、ScanSnapと“最強のライバル”を比べてみた(前編):ガチンコ対決!2009秋の陣(2/3 ページ)
紙書類のデジタル化に威力を発揮するドキュメントスキャナ。コンパクトタイプの最新モデルにあたるPFU「ScanSnap S1300」とキヤノン「imageFORMULA DR-150」のガチンコ対決をお届けしよう。前編となる今回は、基本スペックとサイズおよび設置面積の違い、開閉の手間などを、動画を交えながら紹介する。
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写真で本体サイズと設置面積をチェックする
実際にスキャンを行う前に、本体サイズと設置面積もチェック。いずれもコンパクトタイプのモデルだから、本体の小ささにばかり目が行きがちだが、トレイを展開した時にどの程度の空間を占有するかも重要なのだ。
奥行きと高さを比較。高さについては、かなりの違いがあることが分かる。右はPFU「ScanSnap S1300」を、B5ノートPCが収納できるバッグに入れた状態。面積的には問題ないが、バッグを閉じるとやや厚みが気になる
まずは閉じた状態でのサイズ。これはキヤノンimageFORMULA DR-150の圧勝だ。設置面積についてはほとんど違いはないのだが、キヤノンimageFORMULA DR-150は、ノートPC用バッグのポケットに入ってしまうくらい本体がフラットである。
(左)トレイを展開した状態。キヤノンimageFORMULA DR-150のほうがややコンパクトに見えるが、これは紙をセットしていない状態である点に留意したい。(中央)PFU「ScanSnap S1300」に原稿をセットした状態。奥行きは実測値で25センチ。(右)キヤノン「imageFORMULA DR-150」に原稿をセットした状態。奥行きは実測値で25センチと、PFU ScanSnap S1300と変わらない
つぎに開いた状態でのサイズ。仕様の数値だけ見るとキヤノンimageFORMULA DR-150のほうがコンパクトだが、これはキヤノンimageFORMULA DR-150のトレイが若干短いためであり、A4の書類をセットした状態では、両者とも奥行きは25センチ(実測値)と差はほとんどない。このあたりは、実際に紙をセットしてみないとなかなか分からないポイントだ。
なお、両製品とも(多くの家電製品がそうであるように)壁にぴったり付けて置くことは推奨されていない。念のため注意しておこう。
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