連載
ユニクロのビジネスモデルも――「図解思考」でメモが変わる(応用編):世の中「四角形と矢印」でできている(2/3 ページ)
わたしたちは情報をインプットして、理解し、記憶するときには必ず「絵」にしています。本連載では入ってきた情報を整理・分析し、他人に分かりやすく伝える技術「図解通訳」を紹介。今回は応用編として、表現のバリエーションをお教えします。
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「6つの分解軸」で、分析能力を高める!
「分解」的な視点は、図解通訳を行なう上で欠かせないものです。ほとんどの問題は、分解するまではその問題点が明らかになりません。分解して、新しい発見があってこそ、問題解決のための取っ掛かりが見つかるものです。分析的能力を高めるためには、この分解する力が非常に重要です。
分解にはいくつかのアプローチがありますが、大きく分けて、構成要素、各要素の絶対的な量、要素を比較した場合の割合(相対量)、2つの変数や評価軸で分解する、時間軸で分解など多様なアプローチ方法があります。目的によって選択する軸は変わります。
6つの軸で分解する図解通訳の表現例
実際に6つの軸で分解した場合に、どのような図解表現になるのでしょうか? その代表的な「カタチ」をピックアップしてみました。
例えば売上1つとっても、分解する軸はさまざまです。要素、絶対量、割合、変数、評価軸、時間軸など6つの軸で分解する複眼的な視点を持つことが重要です。
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