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65万円の控除を青色申告で得る“超”具体的な方法(フリーソフト編)イチから分かる確定申告(3/4 ページ)

65万円の青色申告を得るため、今回はフリーソフトを使ってみる。果たして結果は……。

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決算準備まで


次は売掛金。借方に150(売掛金のコードNO)貸方に700(売上)と入力

入金されたら借方に130(その他の預金のコードNO)貸方に150(売掛金のコードNO)と入力

試しに借方のコードを未入力で「OK」をクリックすると借方コードエラーが表示された

複合仕訳はできないので、原稿料の入金と源泉徴収は別々の伝票となる。初心者には複合仕訳よりわかりやすいかもしれない。全ての入力を済ませたら「画面元帳」をクリックすると勘定科目ごとのデータを確認することができる

画面元帳で勘定科目にコードNOを入力し「OK」をクリックすると入力したデータが表示される。150と入力したので売掛金が表示された

全ての入力が済んだら決算の準備に入ろう。まずは水道光熱費の案分だ。自動的に案分する機能はないので、電気、ガス、水道を集計し家事分の比率を掛けた結果を12月31日の日付で借方に事業主貸として入力を行う

水道光熱費が案分され、経費から差し引かれる

次は固定資産。4月25日にデジタル一眼レフカメラを18万円で購入。借方に240(工具器具備品のコードNO)貸方に100(現金のコードNO)と入力

借方は工具器具備品、貸方は現金と仕訳できた

年末の日付で借方に870(減価償却費のコードNO)貸方に240(工具器具備品のコードNO)と入力。今回は即時償却としたので18万円が経費となったが、一括償却なら6万円、定額法で5年で償却するなら18万円を5(年)で割って、4月から12月までの9カ月使用したので9/12を掛けて2万7000円と自分で計算し入力する

借方に減価償却費、貸方に工具器具備品と仕訳され18万円が経費となった
インフレ時代の確定申告

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