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顔はPC、資料はiPad――NTTアイティのWeb会議サービス
NTTアイティは、マルチデバイスに対応したWeb会議サービス「ミーティングプラザMD(マルチディスプレー)」を9月12日に提供開始する。
NTTアイティは、スマートフォンやタブレットに対応したWeb会議サービス「ミーティングプラザMD(マルチディスプレー)」を9月12日に提供開始する。PCに加えて、iPadやiPhone、Android端末に対応している。
料金は、最大5拠点かつ10人利用の場合で初期費用が3万円、1アカウント当たり月額6万円。
ミーティングプラザMDは、3000社以上の導入実績がある資料共有型Web会議サービス「ミーティングプラザ」に、スマートフォンやタブレットで資料を共有する機能を追加したもの。Webブラウザ経由で顔画像や資料を複数人でリアルタイムに共有できる。
従来は、PC画面に顔画像と共有資料を同時に表示していたため、両画像とも縮小表示していた。それをミーティングプラザMDサービスでは、PC画面に顔画像を表示し、共有資料はタブレット画面に表示する。両画像とも大きく表示できるようになり、視認性が向上したとしている。
資料の共有には、QRコードを利用する。会議参加者は、会議が始まる前に会議室ディスプレー、会場内掲示印刷物などに表示されたQRコードをタブレットで読み取っておくことで、資料を取得できる。
端末側に特別なソフトウェアのインストールは不要。会場に備え付けのタブレットだけでなく、個人が持ち込んだ私物タブレットも使用可能なので、社内会議に限らず、公開の講演会、セミナー、大学の講義などの広い範囲で使用できるとしている。
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