東急ハンズ店員さんに聞く、おすすめスマートフォン連係文具:スマート文具サミット2013(1/2 ページ)
スマートフォンを買ったばかりで、これからスマートフォンと連係する文具を使ってみたい。そんな人に、東急ハンズの店員さんはどんな製品をオススメしたのだろうか。
本特集「スマート文具サミット」では、スマートフォンやタブレットと一緒に使える文房具を総称し“スマート文具”と呼んでいる。誠 Biz.IDでもこれまで何度か紹介してきたので、既に各メーカーの製品を買って使っている人も多いかもしれない。
今回は少し視点を変えて、あまりスマート文具に詳しくない、これからスマート文具を使ってみたい人に向けてどんな製品があるのか。一般消費者に近い立場にある東急ハンズの店員さんに話を聞いた。
東急ハンズでは、2011年あたりから店頭に「スマホ文具」の特設コーナーを設置。新商品が出ればいち早くラインアップに加えている。
スマート文具の先がけ、ノートタイプ
まず手にとって紹介してくれたのが、キングジムの「SHOTNOTE(ショットノート)」とコクヨS&Tの「CamiApp(キャミアップ)」だ。細かな仕組みは違うものの、専用のスマートフォンアプリでノートを認識して撮影。ノートに書いた文字を画像データとして保存、活用できるものだ。
店頭では、ナカバヤシの「スマレコノート」や、キャミアップとEvernoteがコラボレーションした「CamiApp FastEver Edition」なども置いていた。
文具売り場担当の前田卓司さんが「これはちょっと面白いですよ」と教えてくれたのが、「KYBER SmartNote」だ。ショットノートなどと同じくスマホ連係ノートのカテゴリに属するが、1つだけ大きく異なる特徴がある。それは、ノートに手書きした文字をアプリで撮影すると、1つ1つをテキストとして認識してデジタル化してくれる。キーボードで入力したような文字列となって返ってくるのだ。
「ショットノートやキャミアップで撮影したものは、要は画像データなんです。台形補正とかが掛かっているので、標準のカメラアプリで撮影して場合と比べてきれいに見える。カイバーはその点、字が汚い人の文字でも人目で認識してテキスト化してくれので、一度使ってみると『おお!』と思うかもしれないですよ」(前田さん)
書類をさっとデータ化できるファイルタイプも人気
続いて紹介してくれたのが、ファイルに入れた書類を専用のスマートフォンアプリで撮影し、手軽にきれいにデジタル化できるファイル「ショットドックス(SHOT DOCS)」。問い合わせも多く、ノートタイプよりも人気傾向にあるという。
ノートや紙を選ばないという意味では、「スマホでスキャンしやすいノートカバー」も売れ筋として紹介してくれた。普段使っているお気に入りのノートをデジタル化したいと思ったときに、さっとアプリを立ち上げればよい手軽さが特徴だ。
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