目的別:見たくないサイトをブロックできるChrome拡張機能5選:3分LifeHacking(2/3 ページ)
見たくないサイトを効率的にブロックできる、Google Chrome用の拡張機能を5つ紹介しよう。ドメイン単位のほかURLごとに指定できたり、ブロックする時間帯を指定できたり、NGワードに対応していたりと、どの拡張機能もバラエティに富んでいる。
ワイルドカードでのブロックにも対応した「Blocker」
ドメイン単位やURL単位だけでなく、ワイルドカードを用いた条件指定もできるのが「Blocker」だ。「***.tumblr.com」など、サブドメインをまとめてブロックするのに威力を発揮する。
ブロックするには設定画面から対象サイトのURLないしはワイルドカードを入力すればよい。ブロックを解除するには、画面に表示される解除キー(デフォルトだと15文字、短縮可)を入力する必要がある。あえて解除を面倒にすることで、なるべく解除させないようにしようとする設計思想が見て取れる。
ネックなのは、ツールバー上のボタンをクリックして追加する方式ではなく、URLをコピペで手動追加しなくてはいけないこと。そのため使い始めて最初のうちはやや手間が掛かるが、ワイルドカードが使えるサイトブロック拡張機能はあまりないこともあり、そのようなサイトにのみ限定して使うのもよさそうだ。
時間帯を指定してブロックできる国産ツール「ウェブサイトブロッカー(Beta)」
ブロックするサイトごとに、ブロックする時間帯を指定できる国産ツールが「ウェブサイトブロッカー(Beta)」だ。定時内はブロックし、定時を過ぎると解除するといった使い方が可能になる。
ブロックするサイトの追加は、ツールバーのボタンをクリックするか、あるいは設定画面から直接入力もできる。ブロックはドメイン単位のみとなっており、末尾に「0900-1800」といった書式で時間を記述することで、その時間帯のみブロックできる。ブロック機能や時間設定といった機能を個別にオンオフすることも可能だ。
ブロックを解除した際に復帰するのに手動でリロードしてやる必要があったり、またリロードしてもうまく解除されずにページを開き直さなくてはいけないケースがあったりと不安定な挙動も一部に見られるが、日本語の分かりやすい表示と、時間設定の機能はなかなか有用だ。数少ない国産ツールで、現在β版ということで、今後の発展に期待したい。
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