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朝型人間になれる10のアクションプラン3分LifeHacking(1/2 ページ)

朝型生活にシフトしたい。そんな人に向けて、仕事環境に関係なく、体内時計をリセットして気持ちよく目覚めるための方法を10個紹介します。

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ライフハッカー[日本版]

 朝の6時といえば、1杯のコーヒーに手を伸ばす元気があればかなりマシなほう、という人がほとんどではないでしょうか。早起きはつらいかもしれませんが、このまま寝ていたいという気持ちをぐっと抑えてみませんか?

 朝日とともに目覚める習慣には多くのメリットがあります。この記事では、寝起きを良くする秘訣も紹介します。


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まずは早起きのメリットを知る

 「とにかく疲れていて起き上がれなかったんです」というのは使い古された朝寝坊の言い訳ですが、これには単なる弁解ではないのかもしれません。毎朝同じ時間に目覚めて午前9時ごろに最も元気な朝型人間と、太陽が沈んだら元気になる夜型人間では、生物学的な違いがあるとする研究結果もあります。

 ある調査によれば、アメリカ人の半分以上は朝型人間に分類されるそうです。こうした人たちは朝5時からお昼の12時までが「一番調子が良い」と述べています。また年齢とともに体内時計が変化するので、年を取ると早起きが前ほど苦でなくなるかもしれません。

 早起きには「三文の得」どころではないメリットが判明しています。大学生を対象にした自己申告式の調査によると、早起きの人は起床時間が遅い人に比べて明るく積極的な傾向がありました。別の研究でも、朝型の人は夜型に比べて勤勉でまじめという傾向が見られたそうです(とはいえ、早く起きるだけで生産性が上がったり、前向きになったりするかというと、そこまでの効果ははっきりとは認められていません)。

 また学校で良い成績を取りたいなら、ただ猛勉強するだけではダメのようです。大学の学部生を調査した別の研究では、朝のほうが調子が良いと回答した学生は午後のほうが良いと答えた学生に比べて成績が上だという結果が出ています。これは早起きの学生は授業に遅刻せず、パーティーで深夜まで騒いだりもしない理由によるのかもしれません。

 また睡眠中に記憶力が高まるとの研究結果もあるので、次の日に備えて早めに寝るようにすれば、試験対策ノートの内容がしっかり頭に入るということも考えられます。

 また、朝型の生活は健康にも良い効果があるのかもしれません。大人の睡眠習慣を調べたイギリスの研究によると、平日に朝9時まで寝ている人は7時に起きている人と比べてストレスを感じる度合いが高く、太り気味でうつ傾向になりがちだそうです。

 10代の若者を対象とした別の研究でも、遅寝遅起きの人は早寝早起きの人と比べて運動に積極的ではなく、肥満気味だとの結果が出ています。こうなってくると、「寝起きが悪い」だけの話ではありませんね。ただし繰り返しになりますが、朝寝坊とストレスやうつ状態、体重増加との間の因果関係ははっきりしていないので、そこは気を付けてください。

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